Mr.Dashのぶろぐ館(新館)

関西の山々や日本アルプスが大好き。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージⅡ)、山岳ライターでもあるMr.Dashのブログです。Gooブログのサービス停止(2025/11)により、引っ越してきました!

2025年11月22日(土)~24日(月) [高知]珍しいヤッコソウと、洞窟を楽しむ山旅(その1)!

■メイン写真
室戸岬灯台から、沈みゆく太陽を眺める

■今回のコース
22日 道の駅宍喰⇒室戸世界ジオパークセンター⇒御厨人洞⇒第24番・最御崎寺
   室戸岬灯台⇒ニューサンパレスむろと[泊]


我が国では、高知県、宮崎県、沖縄県の一部にしか見られないというヤッコソウ。
かの牧野富太郎が広く世に紹介した、葉緑体を持たない珍しい寄生植物だ。
ともちゃんがどうしてもこれを見たいというので、今回、自然観察ハイクとして
企画した。

初日は移動日。夕方に室戸に着いて、宿に入るまでの時間、当地のジオスポットを
廻った。室戸世界ジオパークセンターに寄って情報収集をしたのち、まずは
御厨人洞(みくろど)へ。横穴が二つ並ぶ、左の洞窟だ。

ここは、当時19歳の弘法大師がこもり、悟りを開いたとされる海食洞だ。
洞内から見える空と海に感銘を受け、自らの名を空海としたという。

中に入ると、五所神社が鎮座する。主に生活の場とされていたというが、広~い。

右の洞窟「神明窟」は、主に修行の場として使われていたと伝わる。

御厨人洞の脇に咲いていた花たち。

ツワブキ

ツルソバ。

アゼトウナ。
うーむ、知識がないので、海辺の植物は相変わらずよくわからない。

御厨人洞のすぐ前、国道55号線を渡ると、海岸沿いに遊歩道がある。
この遊歩道は、室戸岬のいちばん南まで続いている。
タイドプールは、弘法大師も水浴びをしていたとか。

岩稜の変化に富んだ海岸。ハンレイ岩が多くみられるという。
ビシャゴ岩。

石橋がかかるところもあって面白い。

遊歩道を少しだけ歩いてみた。
テリノハイバラ。

ハマナデシコか?

シャリンバイの実。

リュウゼツランの花が咲いた痕。4~5mはあった。

イソギク

つぎに、四国八十八箇所霊場の第24番・最御崎寺(ほつみさきじ)を訪ねてみた。
唐から帰ってきた空海が、勅命により室戸を再訪し、建立したと伝わる寺。

境内にある明星石は、ハンレイ岩でできており、空海の修行中、星のように光を放ち、
毒龍の妨げを防いだという伝説がある。
写真は鏡石で、小石でたたくと高い金属音がして、この響きは冥土まで届くという。

境内では、珍しいヤッコソウが、わずかではあるが、花を開いていた。
今回の山行では、明日訪ねる予定の金剛頂寺でヤッコソウを見るのが主目的
だったが、思いがけず、初日に見ることができた。

最御崎寺から5分とかからないところに、室戸岬灯台がある。
巨大なレンズは、日本に5箇所しかない直径2.6mの「第一等フレネル式レンズ」だ。
実効光度は160万カンデラ光達距離は26.5海里(約49km)で、いずれも日本一という。

この日の宿、ニューサンパレスむろとに着いた。
ちょうど夕陽が海に沈んでいくところだった。