2005-01-01から1年間の記事一覧
25日、前日以上に、朝起きるのがしんどい。しかし、気力を振り絞って布団を抜け出す。 今日は、紀見峠へは戻らず、越ヶ滝から、岩湧山3合目へのルートをとる。厳密にはダイトレをたどることにはならないが、キッチリたどっても、たいして面白い所もないか…
24日、早立ちするつもりが、前日の深酒で誰も起きてくれない。怒らせない範囲で起こしに回る。今日は長旅。あまり出発が遅いとたいへんなことになる。 予定より30分遅れて、ようやく皆がそろう。ダイトレ縦走に挑むのは6人。Mr.Dash、ともちゃん…
今年最後の3連休。G嬢主催の年末恒例・葛城高原ロッジでの忘年会に乗っかる形で、ダイヤモンドトレールの縦走を企てた。 折からの腰痛もあり、初日(23日)は、夕方、ロープウェイで情けなく大和葛城山へ。他のメンバーはみんな、昼からロッジで飲んだく…
なんといいますか、子供の頃からの活字中毒なので、たまにはマンガを読みたくなる。で、先日、本屋で見つけたのがクライミングを題材にしたマンガ「オンサイト」。 あの「夏子の酒」で知られる尾瀬あきら先生が、果敢に山の世界に挑まれた。まだ2巻までしか…
峰坂峠から、今までとは一変して退屈な植林帯を歩くことになる。鎧岳は、南側こそ断崖絶壁だが、それ以外の3方はきわめてフツーの山だ。稜線に出ると、倶留尊山がドアップで向こうに聳えているのが見える。ふもとにへばりついている建物が、今日のお楽しみ…
今年も充実した活動ができ、ウチの山岳部にも、新入部員が3人も入った。しばらく山から遠ざかっていたメンバーも帰ってきて、互いの親睦も深まった。今日はそんな山岳部の納山会。曽爾の奇峰・兜岳と鎧岳を巡るお手軽ハイク。下山後、お亀の湯で身体を温め…
メインに使っていたノートPCが入院した。2階のPCはWin98で、もはやネット接続されていない。 そこで先週、これに代わるマシンとして、デスクトップPCを新規購入! うう、ボーナスが瞬時に消えていく・・・・ 手ごろな値段のデスクトップPCがなか…
道標皆無の原生林と聞けば、探検心がうずく。K島大先輩のガイド本で初めて紹介された、キノコ股谷から、(台高)山ノ神の頭を目指した。 三之公林道を奥まで入る。途中、立派な公衆トイレができていて驚いた。終点で駐車。今日は重たい雲が空を覆っているの…
天和山の山頂から、ブナの稜線をたどり、細かいアップダウンが続く。相変わらず快調なピッチで1287mピークを過ぎ、やがて左側に鹿よけのフェンスが出てくる。北側斜面が伐採されて眺めのいいことこのうえない。しかし、時折、フェンスが倒れていたり、…
ウチの山岳部のTさんのお取り計らいで、大峰のプロガイド、Uさんご夫妻が主催するハイキングに参加することができた。3ヶ月ほど前から、タイミングが合ったらぜひ、ご一緒させて頂きたいとのラブコールをUさんに送っていて、これが今回、かなったのであ…
11月20日(日)、茨木市市民会館で、茨木市青少年野外活動センターの開設30周年記念のつどいが、盛大に行われた。Mr.Dashが、キャンプ指導者(カウンセラー)として学生時代を捧げた、思い出の教育キャンプ場も、とうとう、30歳となった。会…
今日、Mr.Dashは、上司のカバン持ちでNTTの厚木の研究所に行ってきた。新横浜に向かう新幹線の窓からは、富士山がきれいに見えた。11月にしては冠雪が少ない。 さて、新横浜から、JR横浜線で町田に出て、小田急に乗り換えて本厚木へ。さらにタ…
紅葉のシーズンも、そろそろ終盤。久しぶりに鈴鹿山脈に足を延ばした。鈴鹿山脈随一の鋭峰・鎌ヶ岳だ。Mr.Dashにとっては3回目のこの山だが、今回は初めて三ツ口谷から登り、長石谷で下りることにした。要するに山頂部以外は、初めてのところばかり…
大阪府では、今年から、毎年11月第2土曜日を「山の日」と定め、これから毎年、いろいろイベントを行うという。 この記念すべき第1回は、二上山の万葉の森で行われた。なんと大田知事が挨拶したという。このイベントに、なんとなんと、Mr.Dashの撮…
朝、伯母ヶ峰の休憩所に着いて、まず大普賢岳の写真を撮ろうとしたら、なぜかシャッタースピードが遅い。どう考えてもオートならシャッタースピード1/90秒程度の明るさなのに、1/15とか、1/8になるのだ。 2枚目を撮影したら、液晶表示に「HEL…
小処温泉に寄る前に、かねてから見たかったクラガリ股の滝に寄ってみた。今までこの温泉に来るときは、たいてい夕暮れか日没後で、もう滝を見に行く気になれなかったが、今日はまだ明るい。 小処温泉から1kmほど、奥に入る。林道の終点に駐車スペースがあ…
今日はエントリーが少なく、わずか3人の山行となった。Mr.Dash、ともちゃん、そしてO坂さんだ。本来、クルマ2台を用意して、1台を下山口に回す計画だったので、それも修正。うんと歩行距離を短縮した。 大台ヶ原ドライブウェイの、伯母ヶ峰休憩所…
仏ヶ峰の目立たないピークで昼食をそそくさと済ませる。すぐに尾根が2つに分かれるが、これは右をとる。テープがあるから分かりやすい。ここの急坂を下りるこ ろから、Mr.Dashの足はツルツルと滑り始める。この先、何度か足をとられては転びかけたが…
最近仕事が忙しく、今日は最悪、仕事に出るのも覚悟だった。しかし、一縷の望みにかけ、山行予定は立てておいた。従って、誰を誘うわけにもいかず、仕事はうまく片付いたが、Mr.Dashとともちゃんの夫婦水入らずの山行となった。 行き先は、吉野の仏ヶ…
日出ヶ岳の西尾根には、以前はなかった鹿除けの金網が左側にできている。ここは、霧の際には県境標石を拾っていくような尾根だったが、これなら柵に沿って進めば迷わないだろうが、同時に、軽い失望を感じる。ササは以前に比べずいぶん背が低くなって、歩き…
久しぶりの台高山脈への山行は、すばらしいお天気に恵まれた。大台ケ原は、国内でも有数の多雨地域と云われるが、Mr.Dashは、過去10回以上訪れて、まだ1回しか雨に遭っていない。大台ケ原では「晴れ男」なのである。 今日のパーティは、山岳部から…
相次いで、大峰・吉野に関する本を2冊読んだ。まず「大峰こぼれ話」(銭谷武平著、東方出版2000円)。そして、「吉野 仙境の歴史」(前園実知雄、松田真一共著、文英堂1900円)。 「大峰こぼれ話」は、洞川周辺の昔の食生活や植物の分布、大峰奥駆…
稲村ヶ岳の山頂を辞して、今度は大日山に寄る。山好きだが、なぜか高所恐怖症というT中さんも、勇気を出して見事ピークに到達!誰も欠けることなくピークに立てるって、やっぱり最高だ。昔のように山頂直下のチムニー状の急坂(ほとんど崖)をクサリに頼っ…
最近、かなり山に入れ込んでいるT中さんから、稲村ヶ岳に行きたいとのリクエストがあった。T中さんの実力であれば、母子堂から法力峠を経て山頂に至るノーマルルートは、自力で簡単にできるはず。そう考えたMr.Dashは、自身初めての「クロモジ尾」…
白水谷を後にして、はじめは高山から少し南に行った臥龍温泉に寄ろうと考えていた。県道89号で峠越えをしようと思ったら、途中、工事中とのことで迂回させられた。ところが、すぐに2車線の立派な農道に出て、却ってラクに山越えできた。 すると、もとの県…
白水谷で収穫したヤマブドウは、ちょうど食べごろ。普通に売られているブドウより確かに酸っぱいが、なかなかおいしかった。入渓点にはアケビの実も食べごろに実っていた。思わぬ秋の味覚は、敗退の沢のささやかな恵みだった。
9日、沢上谷(そうれだに)でゆったりした気分になった後、新平湯温泉で渓流臭さを落とす。沢上谷は、確かに美しいが、まだ上流に若干の民家があり、水を飲むのは避けたい。 この夜は、いったん沢上谷の入渓点に戻って、焚き火&酒盛りと、お決まりのコース。…
再び本流に戻り、広い赤ナメや、小滝群をこなす。基本的にザイル等は一切不要な、のどかな沢である。そして今度は本流に、でっかい滝が出現した(写真)。一枚岩の、まるで屋久島の千尋滝(せんぴろのたき)のような、水量の少ない大川ノ滝(おおごのたき)…
順調にナメの遡行を続けていると、左に地味な、苔むした枝沢が現れる。再び寄り道をして、これを登ってみる。やや薄暗い小沢を詰めると、いきなり前方が開け、3方をオーバーハングした断崖絶壁に囲まれる。はっと息を飲む圧倒的な光景である。 そこには30…
入渓点からほどなく、左に黒い岩肌の滝が現れる。一旦、本流を離れ、これを遡ってみると、奥には(その1)で掲載した見事な2条のナメ滝が立ちはだかる。しばらく口をあんぐり開けざるを得ないが、やがてムフフフと怪しい笑いがこみ上げてくる。 本流に戻る…