Mr.Dashのぶろぐ館(新館)

関西の山々や日本アルプスが大好き。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージⅡ)、山岳ライターでもあるMr.Dashのブログです。Gooブログのサービス停止(2025/11)により、引っ越してきました!

2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

大峰・吉野関係の本を2冊読みました。

相次いで、大峰・吉野に関する本を2冊読んだ。まず「大峰こぼれ話」(銭谷武平著、東方出版2000円)。そして、「吉野 仙境の歴史」(前園実知雄、松田真一共著、文英堂1900円)。 「大峰こぼれ話」は、洞川周辺の昔の食生活や植物の分布、大峰奥駆…

10/16(日)、バリエーションルート・クロモジ尾から稲村ヶ岳(2)

稲村ヶ岳の山頂を辞して、今度は大日山に寄る。山好きだが、なぜか高所恐怖症というT中さんも、勇気を出して見事ピークに到達!誰も欠けることなくピークに立てるって、やっぱり最高だ。昔のように山頂直下のチムニー状の急坂(ほとんど崖)をクサリに頼っ…

10/16(日)、バリエーションルート・クロモジ尾から稲村ヶ岳(1)

最近、かなり山に入れ込んでいるT中さんから、稲村ヶ岳に行きたいとのリクエストがあった。T中さんの実力であれば、母子堂から法力峠を経て山頂に至るノーマルルートは、自力で簡単にできるはず。そう考えたMr.Dashは、自身初めての「クロモジ尾」…

10/10、帰りに寄った温泉がなかなかGOOD!

白水谷を後にして、はじめは高山から少し南に行った臥龍温泉に寄ろうと考えていた。県道89号で峠越えをしようと思ったら、途中、工事中とのことで迂回させられた。ところが、すぐに2車線の立派な農道に出て、却ってラクに山越えできた。 すると、もとの県…

白水谷で収穫したヤマブドウとアケビ

白水谷で収穫したヤマブドウは、ちょうど食べごろ。普通に売られているブドウより確かに酸っぱいが、なかなかおいしかった。入渓点にはアケビの実も食べごろに実っていた。思わぬ秋の味覚は、敗退の沢のささやかな恵みだった。

10/10(月)、岐阜・高原川支流・白水谷に沢登り

9日、沢上谷(そうれだに)でゆったりした気分になった後、新平湯温泉で渓流臭さを落とす。沢上谷は、確かに美しいが、まだ上流に若干の民家があり、水を飲むのは避けたい。 この夜は、いったん沢上谷の入渓点に戻って、焚き火&酒盛りと、お決まりのコース。…

10/9(日)、岐阜・高原川支流、“ナメ天国”沢上谷に、沢登り(その4)

再び本流に戻り、広い赤ナメや、小滝群をこなす。基本的にザイル等は一切不要な、のどかな沢である。そして今度は本流に、でっかい滝が出現した(写真)。一枚岩の、まるで屋久島の千尋滝(せんぴろのたき)のような、水量の少ない大川ノ滝(おおごのたき)…

10/9(日)、岐阜・高原川支流、“ナメ天国”沢上谷に、沢登り(その3)

順調にナメの遡行を続けていると、左に地味な、苔むした枝沢が現れる。再び寄り道をして、これを登ってみる。やや薄暗い小沢を詰めると、いきなり前方が開け、3方をオーバーハングした断崖絶壁に囲まれる。はっと息を飲む圧倒的な光景である。 そこには30…

10/9(日)、岐阜・高原川支流、“ナメ天国”沢上谷に、沢登り(その2)

入渓点からほどなく、左に黒い岩肌の滝が現れる。一旦、本流を離れ、これを遡ってみると、奥には(その1)で掲載した見事な2条のナメ滝が立ちはだかる。しばらく口をあんぐり開けざるを得ないが、やがてムフフフと怪しい笑いがこみ上げてくる。 本流に戻る…

10/9(日)、岐阜・高原川支流、“ナメ天国”沢上谷に、沢登り(その1)

もう涼しくなったから、今年の沢登りは終了と思っていたら、沢好きスーパーマンのM村さんから、岐阜県の高原川支流、沢上谷(そうれだに、と読む)に行こうと声がかかった。寒いだろうけど、10月の沢って、どんなもんだろうかという好奇心もあり、行くこ…

10/1(土)、S津市で、初めての講演

大阪のS津市の図書館からの依頼で、初めて講演をした。題して「大阪の山の魅力」。90分も独りで喋れという難題だ。 なぜ、こんなMr.Dashが講演をすることになったのか。知ってる人は知っている、Mr.Dashは学生時代にI市の野外活動センター…