2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧
最近、異常に熱心な登山を展開しているT中さんから、「今週日曜日、空いてんねん」とのお誘い。そこで、T中さんがまだ知らない大峰・釈迦ヶ岳に行くことにした。 旭口から林道を尾根まで上がる「手抜きコース」。急に決まった山行計画だが、なんと8人のエ…
待望のヤマケイ関西BOOKS「大峰・台高」が出ました。強力・豪華執筆陣がお送りする、近畿の屋根の徹底ガイド! 大先輩のK島M孝氏や、最近、ちょこっとコンタクトをとっているU炭さんなど、スーパーマンが執筆している中、ひとり変なのが混じっていま…
北穂の山頂は4回目だが、今まで運悪く晴天にめぐりあえず、今回、初めて山頂からの景色を楽しんだ。三顧の礼を超える「4度目の正直」にふさわしい大パノラマだ。南に槍ヶ岳、北に前穂と奥穂。涸沢の色あざやかなテントが、はるか下方に群がっている。夕陽…
そこは南岳カールの底。先ほどまでの急峻な渓谷とは打って変わって、巨大な緑の擂り鉢だ。北穂から、南岳に至る切り立った縦走路が、拒絶するかのように我々を取り囲んでいる。まるで、広角(魚眼)レンズで緑の大平原を撮影したような迫力の地形に、しばらく…
いよいよ16日、2年前に断念した「横尾本谷から北穂の滝」ルートに再挑戦だ。やっと明るくなった朝5時、横尾山荘を出発する。Y澤氏の腰痛は回復していない。本谷橋に着いた時、彼は本隊からの離脱を宣言し、単独、ノーマルルートで北穂に上がるという。 …
雨がパラついてきたので、あわてて昼食をすませる。ひょうたん池の濁った水面に、たくさんの小さな放射円ができてはパッと広がり、消えていく。 雨具をまとい、往路を忠実に戻る。今度は、雨の中、草花を分け、ガラガラの岩が重なる踏み跡を下るのだ。登って…
山岳部の45周年行事は、OB、現役が23人集まって、無事に盛況に終わった。小梨平キャンプ場のケビンに泊まり、14日はいよいよ「ひょうたん池」への山行だ。朝起きたら雨が降っていたが、すぐに晴れた。しかし天気予報は、午前中が勝負。なんとか往路だ…
この夏休みは、近年にない充実した山行ができた。 8月13日に、山岳部の創立45周年記念集会を上高地・小梨平で実施し、そのあと各自のレベルや日程にあわせ、それぞれの山行を楽しむという趣向。 Mr.Dash隊は全部で5名。ともちゃん、サワヤカY澤氏、カ…
北アルプスの山行を1週間後に控えているので、ある程度歩いておきたい。そこで、去年の2月以来の大普賢岳に行くことにした。和佐又ヒュッテから、大普賢岳、国見岳、七曜岳、無双洞を経て、和佐又ヒュッテに戻るルート。ここは何度も歩いているが、8月は…
まったく、山関係の書物にカネがかかってしょうがない。今度は、工藤隆雄「山のミステリー」(東京新聞出版局、1500円)を読んだ。だが、痩せていく財布とは裏腹に、イマジネーションの世界と、山に関する知識はどんどん膨らんでいく。 今度の本は、山で起こっ…