
■メイン写真
白山比咩神社祈祷殿と、バックにそびえる白山御前峰。まさかの青空!!
■今回のルート
9/11 白峰温泉[泊]
9/12 白峰温泉⇒市ノ瀬駐車場⇒(シャトルバス)⇒別当出合→(別当坂)→越前禅定道出合→
(観光新道)→仙人窟→殿ヶ池避難小屋→蛇塚→黒ボコ岩→白山室堂→白山御前峰→
白山室堂[泊]
9/13 白山室堂→黒ボコ岩→甚之助避難小屋→(砂防新道)→別当覗→中飯場→別当出合⇒
(シャトルバス)⇒市ノ瀬駐車場⇒白峰温泉総湯
言わずと知れた日本三霊山のひとつ、白山。6年ぶりの訪問だ。
前回、白山に登ったのは2020年9月。コロナ禍で、寝袋を持参して室堂に泊った。
食事もパックご飯とレトルト丼、インスタントみそ汁という厳しい状況だった。
今回の最大の懸念材料は天気。
気象情報は見るたびに徐々に回復してはいたが、停滞前線がどこを通るのかで
天気が左右されるため、気が気ではない。

白峰温泉に前泊し、翌12日(土)、市ノ瀬からシャトルバスで別当出合へ。
どんよりとした雲が垂れ込む中、出発する。

登りは観光新道から。序盤の別当坂は、いきなり、なかなかの急坂が続く。

急坂には、階段状に石が積まれていて、整備は完璧。さすが日本三霊山。
ただ、きついのはきつい(笑)。

崩壊が進む柳谷川上流。しかし、稜線のガスは晴れてきているようだ。

越前禅定道出合に到着。
市ノ瀬から続く、古くからの巡礼の道と合流し、ここから先は尾根筋を行く。

予想していなかった青空が広がってきた。
陽の光が暑いのは仕方ないが、これはいい傾向だ。

仙人窟をくぐる。こうしたランドマークがあると楽しい。

餓鬼ヶ咽。尖った岩が集積している、荒々しい雰囲気の岩場だ。

殿ヶ池避難小屋に到着。

蛇塚(じゃづか)。
白山を開いた泰澄にまつわる伝説が残る。
白山にはかつて3000匹のオロチが棲んでおり、麓の村で狼藉を働いていた。
これを知った泰澄が、どうしても説得を聞き入れなかった千匹を埋めたと
伝わる場所だ。

黒ボコ岩に到着。観光新道と砂防新道の分岐でもある。
ここには、金沢生まれで、白山を愛した画家・玉井敬泉のレリーフがある。
昭和20年代、玉井はボッカさんに背負ってもらって白山に通い、絵を描いたという。

黒ボコ岩には、簡単に上に登れる。4~5人は座れるほどの平らなてっぺんだ。

すぐに平坦地に出る。弥陀ヶ原だ。ハイマツ群落の中を木道が延びる。

弥陀ヶ原を抜けると、室堂まで最後の登りだ。
弥陀ヶ原で一度、平らな道になったこともあり、この坂が地味に堪える。

白山室堂の山荘に到着。
チェックインを済ませ、荷物を軽くして、山頂を目指す。

青石。

山頂の白山比咩神社奥宮に到着.ああ、晴れている、晴れている!!

御前峰の三角点で、感激の時間を噛みしめる。

御前峰から、紺屋ヶ池と油ヶ池を見下ろす。
向こうにそびえるのは大汝峰。

白山室堂の山荘に戻り、夕陽を見る。
まさか夕陽が拝めるとは思っても見なかった。
翌朝、山荘は霧に包まれていた。
黒ボコ岩まで、昨日来た道をたどり、下山は砂防新道をとる。
ちょうど、モンベル。アウトドア・チャレンジのご一行と、抜きつ抜かれつで
下山することになった。

白山は山体崩壊が続いており、大正時代から砂防堤の建設が進められてきた。
これは甚之助谷第2号谷止工という所期の堤で、登録有形文化財になっている。

甚之助避難小屋。清潔なトイレもあり、水も豊富だ。

別当覗に到着。昨日、登った尾根が対面する。

柳谷川上流は崩壊が止まらない。何台もの重機が作業をしている。

ラストの吊り橋。これを渡れば別当出合だ。

感激のゴール!
皆さん、頑張っていただき、ありがとうございました。

下山後のご褒美は、もちろん温泉。
白峰温泉総湯に寄って、きれいさっぱり。
なお今回、ともちゃんはプライベートの用事のため参加できず、
大手登山ツアーの名ツアコンであり、登山資格をもつカオリちゃんに
同行して頂いた。
さりげない配慮、お客様との雰囲気づくり、すべてがプロの仕事ぶり。
改めて、お礼申し上げます。