Mr.Dashのぶろぐ館(新館)

関西の山々や日本アルプスが大好き。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージⅡ)、山岳ライターでもあるMr.Dashのブログです。Gooブログのサービス停止(2025/11)により、引っ越してきました!

2026年9月11日(金)~13日(日) 奇跡の晴天、やったー加賀白山(花編)!

■メイン写真
青紫が美しいオヤマリンドウ

■今回のルート
9/11 白峰温泉[泊]
9/12 白峰温泉⇒市ノ瀬駐車場⇒(シャトルバス)⇒別当出合→(別当坂)→越前禅定道出合→
    (観光新道)→仙人窟→殿ヶ池避難小屋→蛇塚→黒ボコ岩→白山室堂→白山御前峰→
    白山室堂[泊]
9/13 白山室堂→黒ボコ岩→甚之助避難小屋→(砂防新道)→別当覗→中飯場→別当出合⇒
    (シャトルバス)⇒市ノ瀬駐車場⇒白峰温泉総湯

この日、見かけた花たちをまとめた。
9月も中旬なので、もっと少ないかなと思っていたが、種類、数ともに
十分楽しめた。
いつものとおり、マチガイがあれば終えてくださいね。

■サラシナショウマ

 

■アキギリ

 

■ツルリンドウ

 

■サルナシ(実)

 

■キツリフネ

 

■サワフタギ(実)

 

■ミヤマダイモンジソウ

 

■ミヤマアキノキリンソウ

 

■ミヤマコゴメグサ

 

■ツルニンジン

 

■オトギリソウ

 

■ハクサンシャジン

 

■ヤマハハコ

 

■シラタマノキ(実)

 

■タカネマツムシソウ

 

■キオン

 

■カライトソウ

 

■ウツボグサ

 

■タカネナデシコ

 

■ハクサンフウロ

 

■ミヤマセンキュウ?

 

■ハクサントリカブト

 

2026年9月11日(金)~13日(日) 奇跡の晴天、やったー加賀白山(行程編)!

■メイン写真
白山比咩神社祈祷殿と、バックにそびえる白山御前峰。まさかの青空!!

■今回のルート
9/11 白峰温泉[泊]
9/12 白峰温泉⇒市ノ瀬駐車場⇒(シャトルバス)⇒別当出合→(別当坂)→越前禅定道出合→
    (観光新道)→仙人窟→殿ヶ池避難小屋→蛇塚→黒ボコ岩→白山室堂→白山御前峰→
    白山室堂[泊]
9/13 白山室堂→黒ボコ岩→甚之助避難小屋→(砂防新道)→別当覗→中飯場→別当出合⇒
   (シャトルバス)⇒市ノ瀬駐車場⇒白峰温泉総湯


言わずと知れた日本三霊山のひとつ、白山。6年ぶりの訪問だ。
前回、白山に登ったのは2020年9月。コロナ禍で、寝袋を持参して室堂に泊った。
食事もパックご飯とレトルト丼、インスタントみそ汁という厳しい状況だった。

今回の最大の懸念材料は天気。
気象情報は見るたびに徐々に回復してはいたが、停滞前線がどこを通るのかで
天気が左右されるため、気が気ではない。

白峰温泉に前泊し、翌12日(土)、市ノ瀬からシャトルバスで別当出合へ。
どんよりとした雲が垂れ込む中、出発する。

 

登りは観光新道から。序盤の別当坂は、いきなり、なかなかの急坂が続く。

 

急坂には、階段状に石が積まれていて、整備は完璧。さすが日本三霊山。
ただ、きついのはきつい(笑)。

 

崩壊が進む柳谷川上流。しかし、稜線のガスは晴れてきているようだ。

 

越前禅定道出合に到着。
市ノ瀬から続く、古くからの巡礼の道と合流し、ここから先は尾根筋を行く。

 

予想していなかった青空が広がってきた。
陽の光が暑いのは仕方ないが、これはいい傾向だ。

 

仙人窟をくぐる。こうしたランドマークがあると楽しい。

 

餓鬼ヶ咽。尖った岩が集積している、荒々しい雰囲気の岩場だ。

 

殿ヶ池避難小屋に到着。

 

蛇塚(じゃづか)。
白山を開いた泰澄にまつわる伝説が残る。
白山にはかつて3000匹のオロチが棲んでおり、麓の村で狼藉を働いていた。
これを知った泰澄が、どうしても説得を聞き入れなかった千匹を埋めたと
伝わる場所だ。

 

黒ボコ岩に到着。観光新道と砂防新道の分岐でもある。
ここには、金沢生まれで、白山を愛した画家・玉井敬泉のレリーフがある。
昭和20年代、玉井はボッカさんに背負ってもらって白山に通い、絵を描いたという。

 

黒ボコ岩には、簡単に上に登れる。4~5人は座れるほどの平らなてっぺんだ。

 

すぐに平坦地に出る。弥陀ヶ原だ。ハイマツ群落の中を木道が延びる。

 

弥陀ヶ原を抜けると、室堂まで最後の登りだ。
弥陀ヶ原で一度、平らな道になったこともあり、この坂が地味に堪える。

 

白山室堂の山荘に到着。
チェックインを済ませ、荷物を軽くして、山頂を目指す。

青石。

 

山頂の白山比咩神社奥宮に到着.ああ、晴れている、晴れている!!

 

御前峰の三角点で、感激の時間を噛みしめる。

 

御前峰から、紺屋ヶ池と油ヶ池を見下ろす。
向こうにそびえるのは大汝峰。

 

白山室堂の山荘に戻り、夕陽を見る。
まさか夕陽が拝めるとは思っても見なかった。

翌朝、山荘は霧に包まれていた。
黒ボコ岩まで、昨日来た道をたどり、下山は砂防新道をとる。
ちょうど、モンベル。アウトドア・チャレンジのご一行と、抜きつ抜かれつで
下山することになった。

白山は山体崩壊が続いており、大正時代から砂防堤の建設が進められてきた。
これは甚之助谷第2号谷止工という所期の堤で、登録有形文化財になっている。

 

甚之助避難小屋。清潔なトイレもあり、水も豊富だ。

 

別当覗に到着。昨日、登った尾根が対面する。

 

柳谷川上流は崩壊が止まらない。何台もの重機が作業をしている。

 

ラストの吊り橋。これを渡れば別当出合だ。

 

感激のゴール!
皆さん、頑張っていただき、ありがとうございました。

 

下山後のご褒美は、もちろん温泉。
白峰温泉総湯に寄って、きれいさっぱり。

なお今回、ともちゃんはプライベートの用事のため参加できず、
大手登山ツアーの名ツアコンであり、登山資格をもつカオリちゃんに
同行して頂いた。
さりげない配慮、お客様との雰囲気づくり、すべてがプロの仕事ぶり。
改めて、お礼申し上げます。

2026年9月9日(水) [らくらく]熊野・紀和鉱山資料館、丸山千枚田、赤木城跡をめぐる!

■メイン写真
大小1340枚に及ぶ棚田の風景が美しい丸山千枚田。稲穂が実る季節!

■今回のルート
奈良⇒道の駅 吉野路上北山⇒道の駅 おくとろ⇒道の駅 熊野・板屋九郎兵衛の里(昼食)⇒
紀和鉱山資料館⇒丸山千枚田⇒赤木城跡⇒道の駅 きなりの郷 下北山⇒奈良


今月の「らくらく山歩の会」は、とうとう、山を歩かない企画に!
熊野市紀和町の丸山千枚田と、藤堂高虎が一揆の勢力を抑えるために築いた赤木城跡を
訪ねてきた。

まずは、昼食を摂った道の駅 熊野・板屋九郎兵衛の里の隣にある、
紀和鉱山資料館を訪れた。

 

建物の前に、トロッコ機関車が青空展示されている。

窓口のお兄さんが丁寧に説明してくださったが、
ウンチクの濃度、完成されたトークが、とにかくすばらしかった。
本当はもっと聞いていたかったが、メインの目的地に行く時間がなくなるので
最後は巻いてもらった。

道の駅 熊野・板屋九郎兵衛からも見える、現在の紀州鉱山選鉱場跡。

 

かつての紀州鉱山選鉱場は、夜も稼働しており、その灯りで「不夜城」と呼ばれた。
銀、金、銅などが採取されたが、工程は選鉱までで、精錬工程は持たなかったという。
精錬工程は、どうしても鉱毒が出るためで、精錬工場へは索道で運んでいた。

 

江戸時代の鉱内の様子(模型)。

 

館内に展示されていた、日本最大の蛍石。紫外線を当てると光る。
これも紀州鉱山から掘り出されたものだが、当時の鉱山関係者は、利益に直接
つながらない蛍石には見向きもしなかったという。

 

館内に静態保存されているトロッコ機関車。萌えた、萌えた。

 

丸山千枚田に移動する。注連縄がかけられた大岩。

 

1340枚ある田んぼの中で最小のものは、稲が3株だけ植わっているサイズ。
しっかり標識まで立てられている。

 

棚田の隅で見かけたミズギボウシ。

 

ツルボの小さい株。

 

ツルボの大きな株。

 

アキノタムラソウ。

 

赤木城跡に移る。芝生にショウリョウバッタがいた。
たくさんいても、「ショウリョウバッタ」。

 

前後するが、先ほどの資料館に赤木城跡のジオラマが展示されていた。

いい予習になった。

 

赤木城は小規模だが、石垣が丁寧、贅沢に造られている。
まさに城づくりの名人・藤堂高虎の面目躍如というところか。

 

一揆は、奮闘むなしく鎮圧されたが、考えてみると、機嫌よく当地を耕していた
地元の住民は、ある日突然、よそ者の羽柴秀吉が遣わした、弟の秀長の軍勢が
侵略してくるのだから、たまったものではないだろう。
武力による「天下統一」ということが、どれほど乱暴で拙速なことか、
立場を変えて考えてみるとよく分かる。

 

赤木城跡にて。

 

城跡で咲いていたヒメヤブラン。

ところで、この日は道中、休憩等のため4カ所の道の駅に立ち寄ったが、
これもまたへんかがあった楽しかった。

2026年8月30日(日) [西大台]大台ヶ原登録ガイドの特別プログラムで、旧トロッコ道を歩く!

※当プログラムは、所定の講習を受けた大台ヶ原登録ガイドが環境省の許可を得て、
 ふだんは立ち入りが禁止されているエリアに一般のお客様をガイドしたものです。

※大台ヶ原登録ガイド・特別プログラムについては、「山と溪谷オンライン」に詳細な
 記事を掲載して頂きました。下記URLをご参照ください。
 「シカ対策で蘇った山をガイドと歩く。大台ヶ原、植生再生の軌跡をたどる山旅」
 https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=4794

■メイン写真
防鹿柵内は、緑でいっぱいだ。棘が強いハスノハイチゴの薮を分ける。

■今回のルート
大台ヶ原駐車場→西大台入口→大台協会→周回ルート分岐→ナゴヤ谷渡渉点→七つ池→
(歩道外コースへ)→赤い吊橋2つ→開拓分岐→開拓跡→開拓分岐→たたら力水→
周回ルート分岐→西大台入口→大台ヶ原駐車場


今年から、大台ヶ原登録ガイド・特別プログラムの本格運用がスタートした。
そもそも事前の入山手続きが必要な西大台、さらにそのエリア内で、ふだんは
施錠されて立入が許されない防鹿柵の中、100年前は林業のトロッコ道が走っていた
ルートを歩くという企画だ。
100年間、人の手が入らず、約20年、シカの侵入を防いできたエリアの植生は、
どうなっているのだろうか。

まず、ビジターセンターで、通常の西大台の入山ルールのとおり、説明DVDを観る。
立ち入り許可を示す特別な腕章を全員が装着し、ガイドには防鹿柵のゲートの鍵を預かる。

大台ヶ原駐車場を出発し、はじめに大台協会にお参り。
スタート地点で気温22度。この日の上北山村の最高気温予想は35度という暑さ。

アキチョウジが咲いていた。山はゆっくり、秋の準備をしている。

七つ池標識点を通過。

コケが美しい。
ここ数日は、目立った雨がないようで、コケはカピカピに乾いていた。

青々と、元気いっぱいの大ブナ。

某所で、周回登山道を離れ、立入禁止区間に入る。
写真ではちょっと分かりにくいが、トロッコ軌道が敷かれていたところが
平坦になっていて、ハッキリわかる。もちろんレールは撤去されている。

やがて防鹿柵が現れる。柵の南京錠を開けて、柵内に入っていく。

シカが越えられないため、柵の中は食害がない。
柵の内外で、その違いは一目瞭然。
柵内は当時の製紙会社による伐採が行われてから100年以上が経過し、
防鹿柵を設置してからは19年が経っている。
まさに、人の手が入っていない「準原生的」な森なのだ。

コガネヤマドリかな?

足元のわずかな踏み跡を除き、土が露出している部分がない。

自然に再生して100年の森。ジブリの世界である。

反対側の鍵を開けて、柵外に出る。

倒木にキノコがびっしり。センボンイチメガサか、コレラタケか…

こんなキノコも。スギタケか、スギタケモドキか…
トロッコ跡はまだ続き、しばらくしたところで周回登山道に合流する。

赤い吊り橋をふたつ渡り、開拓跡へ向かう。

大台協会が、かつて気象庁へ気象データを送信していたときに使われたと思われる
碍子。直接、幹に打ちつけられていたのか。
西大台は、決して全域が「人跡未踏、手つかずの森」ではない。

開拓跡。 明治のはじめ、ソバ、クリ、ヒエ、ダイコン、バレイショなどの栽培が
試みられたが、厳しい冬の寒さなどで開拓は失敗。
今は携帯トイレブースが並ぶ。

このあとは、もと来た道を引き返し、一般登山道で駐車場を目指す。

たたら力水の巨岩。「力水」は登山道の足元にチョロチョロと流れ落ちていた。

ルート後半は、橋を何度か渡る。

ナゴヤ谷の美しい流れ。

この橋を渡ると、コケが美しい湧き水ポイントがある。

西大台のルートは、駐車場がいちばん高いところにあるので、最後が登りとなる。
これが意外としんどいうえに、午後になってからの気温上昇がこたえる。

駐車場に到着。がんばっていただきました!!

お客様には、ビジターセンターで簡単なアンケートに協力していただき、
記念品のピンバッジがプレゼントされた。

※大台ヶ原は、山に慣れた人なら自分自身で歩くことも可能だが、大台ヶ原の
 自然、文化、歴史を学んだ大台ヶ原登録ガイドと一緒に歩くと、きっと大きな発見が
 得られることと思います。ぜひ大台ヶ原登録ガイドをご用命ください。

2026年8月29日(水) 3年ぶりに[丹生]柏尾谷へ。美しいナメと斜瀑を楽しむ!

■メイン写真
柏尾谷の、印象的なナメ床

■今回のコース
天津彦根神社→(遊歩道)→(柏尾谷入渓)→KOBE川の音ベース→二股→4m滝→5m滝→
尾根道分岐→6m段瀑→7m滝→5m斜瀑→長い斜瀑→柏尾谷池→舗装道出合→
尾根道出合(廃道)→尾根道分岐→KOBE川の音ベース→天津彦根神社


暑い毎日にうんざり。ここは沢にでも行かねば乾いてしまう。
ということで、プライベートの沢歩き。3年ぶりに柏尾谷を遡行してきた。
六甲山系の北に位置する、丹生(たんじょう)山系にある、沢登りレベル未満の沢だ。
すぐ横に遊歩道があり、お手軽に遡行できる。

登山口にある天津彦根神社で安全祈願。

神社の右奥から、行場に下りてみる。
ここから入渓してもいいが、深い釜もあるので、今日はパス。

キャンプ場へ続く遊歩道で、タカサゴユリが咲いていた。

遊歩道は3度、柏尾谷本流を横切る。一番最初のところで入渓する。

2003年にスタートしたキャンプ場「KOBE川の音ベース」が見えてきた。
かつて「柏尾谷リバーパーク」として青少年キャンプなどを受け入れてきたが、
そこが閉鎖した後釜に入ってきた。

この沢の魅力は、なんといってもナメ床。

サワガニ。

ナメが終わり、沢の二股を過ぎると、いったんナメが終わり、5m滝が現れる。

すぐ先に、もうひとつの5m滝。
このの行では、この2つの滝が最も難易度が高いが、たいしたことはない。

ふたたびナメ床が始まるが、今度は赤い岩肌だ。

まるでクルマが走れそう。

下山に使う古道の尾根道が合する2つ目の二股を過ぎると、ほどなく遊歩道が終わり、
消えかけの仕事道が並行する。

斜瀑は快適に登れる。

ちょうどいい楽しさの斜瀑が続く。

ラスボス感がある7m斜瀑は、階段状になっていて、見かけ以上にたやすい。

水流がかなりやせてくるが、まだ魚が棲んでいる。

現代アートのような形のフジ。

しだいに倒木が増えてきて、歩きにくくなってくる。
まだ青い葉がついている倒木も多く、今年になってからの荒れ方が著しい。

最後にもう一度、斜瀑が3つ続き、気を吐いてくれる。

右に明瞭な登山道が見えると遡行は終了。すぐに柏尾谷池に出る。

兵庫カンツリー倶楽部に沿った舗装道に出て、少し西へ進み、古道の取付きを探す。
取付きには、以前は札もかかっていたが、今では入口が薮でふさがれてしまい、
さっぱりわからない。木的な尾根に近い、薮が薄いポイントから無理やり入り、
膝まで潜る腐葉土をぐこと約20mで、古い踏み跡とテープを見つけた。

尾根道を下る最中、東ノ峰(城山)の岩稜が見える。
城山には、室町時代はじめに金屋経氏が築いた柏尾城跡がある。

柏尾谷の二股に戻って、あとは沢に入ったり、遊歩道を歩いたりしながら
登山口に戻った。

下山後は、神戸天空温泉・銀河の湯へ。
グランピング設備もある大規模なリゾート施設で、温泉も豪華な造りだった。

2026年8月26日(水) 赤目四十八滝で、ナツエビネとミヤマウズラに出会えた!


■メイン写真
意外なところに群生していたミヤマウズラ

■今回のルート
駐車場→赤目滝水族館→不動滝→八畳岩→千手滝→布曳滝→竜ヶ壺→百丈岩→荷担滝→
琵琶滝→(往路を戻る)→駐車場⇒道の駅 宇陀路室生


8月度の「らくらく山歩の会」は、少しでも涼しいところへということで、
滝と大きな釜が連続する赤目四十八滝へ。
ちょうどこの時期は、珍しいナツエビネやミヤマウズラが観られる。

ところが、この日は奈良で最高気温38度の予想が出る猛暑日。
赤目四十八滝も、駐車場に着いた8:40ですでに28度という暑さだ。

赤目滝水族館で入場料1,000円を支払う。
ここを通らないと、赤目四十八滝には入れない。

水族館には、オオサンショウウオなどが飼育展示されている。

霊蛇滝。
しばらく雨が少ないのか、かなり水量が少ない。

不動滝。落差15m。

弘法大師が修行したという護摩の窟。

千手滝。落差15m

布曳滝。この谷最大の落差30m。

百丈岩。

荷担滝。落差8m。

琵琶滝。落差15m。ここで引き返した。

 

途中で見つけた、いろいろ。

■ハグロソウ

 

■イヌガラシ

 

■イワタバコ
 ほとんど旬は過ぎていたが、わずかに咲き残っていた。

 

■ナツエビネ
 1株だけ見つけた。

 

■ミヤマウズラ

 

■ヒノキゴケ

 

■ムチゴケ

 

■コウヤノマンネングサ

 

■オオシラガゴケ

 

■ニホントカゲ

 

■マムシ

 

■カナヘビ

 

■小動物の白骨

2026年8月21日(金)~23日(日) [北ア]八方尾根と、栂池自然園で高山植物観察(2)!!

■メイン写真
栂池自然園のウッドデッキにて

■今回のルート
8/21 (移動)⇒白馬八方のホテル[泊]
8/22 ホテル⇒→八方ゴンドラ八方駅⇒(ゴンドラアダム)⇒兎平⇒(アルペンクアッド)⇒
   八方池山荘→八方池→(往路を戻る)→八方インフォメーションセンター⇒
   ホテル[泊]
8/23 ホテル⇒栂池高原駅⇒(栂池ゴンドラリフト)⇒栂の森駅⇒(栂池ロープウェイ)⇒
   栂池ビジターセンター→(栂池自然園周回)→栂池ビジターセンター⇒
   (ロープウェイ、ゴンドラ)⇒栂池高原駅⇒(移動) 

 

この日は栂池自然園へ。湿原性の植物が楽しみだ。
ゴンドラとロープウェイを乗り継ぎ、栂池ヒュッテへと向かう。

ビジターセンターの建物を抜けて、自然園のエリア内へ。

歩きやすい木道が整備されている。

白馬乗鞍岳方面が綺麗。
時間が経つにつれ、ガスが上がってきたので、このように見えたのは最初だけ。

風穴があるほうの道は、木道の付け替え工事のため通行止め。
北側の、少し回り道するほうの木道を行く。

木道の付け替え工事現場。休工中。

横川を横断する。水の冷たかったこと!!

少し標高を上げていくと、入口のビジターセンターの建屋が彼方に見える。

浮島湿原に到着。
湿生植物の群落でできた、まさに「浮島」が見えた。

アキアカネがイワショウブでお休み中。

いったん、湿原ゾーンを離れ、美しい樹林の中へ。

栂池自然園で一番の高台をめざす。
標高差で50mくらい続く急登だ。

登り切ったところにある展望スポットから、雁股池が見下ろせる。
最初、栂池と思ったが、改めて地図を見ると、栂池はもっと左で、もっと小さい。

最高点の展望台に到着。

ここからは、白馬三山が見えるはずだが、残念、雲が出ていた。
なんとか白馬大雪渓が見えていたのが救い。

一瞬、稜線部の雲が飛んだ。杓子岳の肩のあたりだろうか。

展望湿原からの眺め。

オオシラビソの、紫色が印象的な球果。

モウセン池まで下ってきた。

ビジターセンターの建屋が見えてきた。楽しい時間も、いよいよラスト。
栂池山荘で昼食を楽しみ、さるなしソフトを食べて下山した。


【この日、見かけた植物たち】
※間違っていたら、教えてくださいね。

■オニシオガマ

 

■サラシナショウマ

 

■トリカブト
 たくさん咲いていたが、調べてみると栂池自然園には2種類のトリカブトが
 あるらしい。ミヤマトリカブトと、ヤチトリカブト。
 ある人のWEBには、花柄に開出毛があるかどうか、と載っている。

 

■イワショウブ
 昨日もたくさん見た。

 

■ヒロハユキザサ(実)

 

■ミヤマアキノキリンソウ

 

■タケシマラン(実)

 

■オオバセンキュウ?

 

■ツルニンジン(ジイソブ)
 根を乾燥させると、党参(とうじん)という生薬になる。
 強壮、健胃、鎮咳・去痰作用。

 

■サンカヨウ(実)

 

■ミヤマニワトコ(実)

 

■ヤグルマソウ

 

■ミソガワソウ

 

■キヌガサソウ
 花は終わっていた。

 

■オヤマリンドウ

 

■ゴゼンタチバナ(実)

 

■エンレイソウ
 関西でよく見かけるものに比べ、実が異常に大きい。

 

■シラタマノキ(実)

 

■クロマメノキ(実)

 

■モウセンゴケ

 

■オオバギボウシ

 

■ミズバショウ(実)

 

■ソバナ

 

■ハクサンシャジンの実?

 

■オヤマボクチ
 北信地域では、葉を粉にして、そば粉の"つなぎ"に使う。

 

■イワイチョウ

 

■レイジンソウ

 

■ベニバナイチゴ(実)

 

■キオン

2026年8月21日(金)~23日(日) [北ア]八方尾根と、栂池自然園で高山植物観察(1)!

■メイン写真
八方池に到着!!

■今回のルート
8/21 (移動)⇒白馬八方のホテル[泊]
8/22 ホテル⇒→八方ゴンドラ八方駅⇒(ゴンドラアダム)⇒兎平⇒(アルペンクアッド)⇒
   八方池山荘→八方池→(往路を戻る)→八方インフォメーションセンター⇒
   ホテル[泊]
8/23 ホテル⇒栂池高原駅⇒(栂池ゴンドラリフト)⇒栂の森駅⇒(栂池ロープウェイ)⇒
   栂池ビジターセンター→(栂池自然園周回)→栂池ビジターセンター⇒
   (ロープウェイ、ゴンドラ)⇒栂池高原駅⇒(移動) 

この週末は、「らくらく山歩の会」で、涼しさと高山植物を求めて白馬方面の
2つの高原をたずねた。

まず8/22(土)は、八方尾根へ。
ゴンドラと、リフト2本を乗り継いで、一気に八方池山荘へ。

空にはハロが出ていた。

木道に、コエゾゼミ。

クモマベニヒカゲ。

アオジョウカイ。

八方ケルン。
1980年12月、逗子開成高校の生徒5人と顧問教師1人が死亡したことを受け、
設置された。

八方池が見えてきた。
白馬三山は雲の中。残念!!

第3ケルン。
1937年10月、学習院大学山岳部OBの寺田健一さんと妻の松江さんが銀婚式を迎えた
記念に設置された。

 

八方池に到着。ここでランチタイム。

 

八方池には、クロサンショウウオが棲息する。
この日は幼生をたくさん見かけた。

ルリボシヤンマの産卵。
今回の山行では、珍しいシーンを幾つか見られてラッキーだった。

 

尾根側のルートをたどり、下山する。
兎平にできた、スタバのコーヒーも提供する「八方うさぎ平カフェ」では、
皆さん、信州りんごソフトクリームに舌鼓。
カフェイン中毒者のMr.Dashは、もちろんコーヒーを頼んだ。

 

さ~て、明日は栂池自然園だ!!


【この日、見かけた植物たち】
※間違っていたら、教えてくださいね。

 

■イワショウブ。
「イワ」という名がつくが、どちらかというと湿原系。

 

■カライトソウ

 

■タムラソウ

 

■クワガタソウ

 

■ウツボグサ

 

■ハクサンシャジン

 

■ハクサンシャジン(白)

 

■ハクサンタイゲキ?

 

■ミヤマダイモンジソウ

 

■ハッポウタカネセンブリ

 

■タカネマツムシソウ

 

■ホタルブクロ(白と紫の混色型?)

 

■シモツケソウ

 

■キンコウカ

 

■ミヤマアズマギク

 

■キバナノカワラマツバ

 

■タカネナデシコ

 

■ハッポウウスユキソウ

 

■タカネバラ(実)

 

■ホツツジ

 

■ハッポウワレモコウ
 カライトソウと ワレモコウの交雑種だという。

 

■アカモノ(実)

 

■ヨツバシオガマ

 

■アカバナイワショウブ

 

■ウメバチソウ

2026年8月15日(土)~16日(日) [四国]剣山へ、雨の中、キレンゲショウマを訪ねる!

■メイン写真
剣山の行場に咲くキレンゲショウマ

■今回のルート
8/15 (移動)⇒見ノ越→民宿まつうら[昼食]→見ノ越駅⇒(リフト)⇒西島駅→大剣神社→
   御神水→大剣神社→剣山→剣山頂上ヒュッテ[泊]
8/16 剣山頂上ヒュッテ→刀掛ノ松→行場道分岐→不動ノ窟→両剣神社→古剱神社→
   キレンゲショウマ群落→行場道分岐→刀掛ノ松→西島駅⇒(リフト)⇒見ノ越駅→
   (移動)


一昨年4月に、奥祖谷二重かずら橋から丸石を経て登って以来の剣山。
改めて調べたら、初登頂から38年経っていた。

今回は、楽な行程。キレンゲショウマを観に行くのが目的だ。
見ノ越からリフトで一気に標高1700mの世界へ。

 

リフト終点の西島駅。

 

イヨフウロがたくさん咲いていた。

 

最短コースではなく、まずは大剣神社をめざす。

 

トリカブト。まだまだ咲いていないものが多い。

 

ソバナ。

 

大剣神社に到着。
「天地一切の悪縁を断ち、現世最高の良縁を得る」というすばらしいご利益がある。
拝殿の向こうにいる 巨岩がご神体の「御塔石(おとうせき)」だ。

 

90mほど急坂を下ると、飲むと若返るという御神水(おしきみず)がある。

 

御塔石を下から見上げる。

 

いよいよ剣山の山頂へ。剣山頂上ヒュッテ別館(雲海荘)の水色の建屋が見えてきた。

 

剣山頂上ヒュッテに到着。
この日は、たまたま2代目ご当主の新居綱男さんがヒュッテにおられた。
御年88歳。杖をついておられるが、お元気な姿に感激した。

 

ヒュッテの前には、メタカラコウが咲いていた。

 

ナンゴククガイソウは、花期が終わりつつあった。

 

宝蔵石神社のご神体。

 

山頂は、残念ながらガスの中。展望を楽しむことはできなかった。

 

剣山頂上ヒュッテにチェックイン。
ともちゃんは、名物のあめゆ、Mr.Dashは必須燃料であるコーヒーでくつろいだ。

 

夕食時には、燗酒を頼んだ。
シェラカップの底には、ヒュッテの刻印があったが、非売品とのこと。

翌朝、目を覚ましたら、雨がざんざん降っていた。
スマホで雨雲レーダーを見たら、黄色で表示されている。

 

6時に朝食をとり、小止みになるのを待ち、8時にレインウェアを着て出発。
予定では、一ノ森を経由して行場道に入るつもりだったが、断念し、
ショートカットして行場道を周回することにした。

 

行場道に入ったてすぐのところで、ともちゃんがイシヅチサンショウウオを発見。
近くに沢が流れているわけでもないが、この大雨で、沢から逃げ出してきたもの
だろう。剣山には何度も来ているが、初めて見た。

 

キツリフネ。

 

行場道にある、石灰岩の洞窟、不動ノ窟に寄ってみた。

 

中に入って、金属製のハシゴを降りる。
内部には竜王を祀る石碑と、冷たい水がこんこんと流れている。
上を見上げてヘッ電で照らすと、15~20mほどはあるだろうか、縦穴が開いていて
そこをパラパラと水滴が降り続けている。

 

不動ノ窟の横の岩壁に咲いていたキレンゲショウマ。
あまりに急すぎて、シカの食害から免れたものだろう。
剣山の花と言えばキレンゲショウマ、というイメージだが、シカの食害で、
行場道のなかでも、基本的には防鹿柵で囲まれたところしか残されていない。

 

ギンバイソウ。
防鹿柵の中が大群落になっていたが、花期は終盤に差しかかっていた。

 

「おくさり」という行場。石灰岩が長年の水で削られた、狭い樋状の岩場に
一本鎖が下がっている。大きなザックでは途中で通れなくなる場所だ。
この日は初級者向けなので、「おくさり」にはいかない。

 

両剣神社は、ものすごい岩壁の直下。

 

三十五社の祠。

 

次の岩壁の下には、古剱神社の祠がある。

 

行場道もいよいよ後半。ついに待望のキレンゲショウマの群落が現れる。

 

雨は止まないまま。最後のリフトが寒かった!!
クルマに戻って温度計を見たら19度だった。

2026年8月8日(土)~11日(月) [北ア]"針ノ木サーキット"、絶景の周回山行(花編)!

 


■メイン写真
蓮華岳でみつけたイワベンケイ


■今回のルート
8/8 (移動)⇒大町市内の宿[泊]
8/9 宿→信濃大町駅⇒(ジャンボタクシー)⇒扇沢→大沢小屋→針ノ木小屋→蓮華岳→
   針ノ木小屋[泊]
8/10 針ノ木小屋→スバリ岳→赤沢岳→鳴沢岳→新越山荘→新越岳→岩小屋沢岳
   →種池山荘[泊]
8/11 種池山荘→(柏原新道)→扇沢駐車場⇒(ジャンボタクシー)⇒信濃大町駅⇒
   大町温泉郷「湯けむり屋敷 薬師の湯」⇒(移動)


今回の山行で見かけた花たちを、例によって一挙紹介する。
紛らわしいものもあるので、間違いがあればご指摘ください。

[1]扇沢~針ノ木小屋

■ノリウツギ

 

■メタカラコウ

 

■キツリフネ

 

■ソバナ

 

■カニコウモリ

 

■ヤマハハコ

 

■オオカメノキ(実)

 

■ホツツジ

 

■オオバギボウシ

 

■オオコメツツジ

 

■ミソガワソウ

 

■トリカブト

 

■クロトウヒレン

 

■シナノオトギリ

 

■モミジカラマツ

 

■ミヤマママコナ

 

■ミヤマトウキ?

 

■オヤマリンドウ

 

■マユミ?(実)

 

■ミヤマコゴメグサ

 

■ネバリノギラン

 

■ウメバチソウ

 

■エゾシオガマ

 

■ミヤマコウゾリナ

 

■ヨツバシオガマ

 

■タカネヨモギ

 

■ミヤマアキノキリンソウ

 

■ミヤマダイモンジソウ

 

■チングルマ(綿毛)

 

■オンタデ

 

■クロウスゴ(実)

 

■レイジンソウ

 

■オオバタケシマラン

 

■タカネヤハズハハコ

 

■ミヤマリンドウ

 

■イワギキョウ

 

[2]針ノ木小屋~蓮華岳

 

■トウヤクリンドウ

 

■シロバナニガナ

 

■オオヒョウタンボク(実)

 

■ゴゼンタチバナ

 

■コマクサ

 

■タカネツメクサ

 

■タカネシオガマ

 

■ナワシロイチゴ

 

[3]針ノ木小屋~種池山荘

■テガタチドリ

 

■ミネウスユキソウ

 

■イワオウギ

 

■イワツメクサ

 

■シコタンソウ

 

■ミヤマキンポウゲ

 

■ハクサンフウロ

 

■ウサギギク

 

■イブキジャコウソウ

 

■ミヤコヤナギ

 

■クルマユリ

 

■サンカヨウ(実)

 

■キヌガサソウ

 

■タカネナデシコ

 

■オオハナウド

 

■ツマトリソウ

 

■マイヅルソウ

 

■シモツケソウ

 

■トリアシショウマ?

 

■ツルアリドオシ

 

■カライトソウ

 

■キンレイカ

 

■イケマ