
■メイン写真
念願の序品窟にたどり着く。感激のご対面。
■今回のコース
加太港⇒(友ヶ島汽船)⇒野奈浦桟橋→神島遥拝所→閼伽井跡→虎島・序品窟→深蛇池→
南垂水キャンプ場→探照灯跡→第三砲台跡→コウノ巣山(タカノス山)→旧海軍聴音所跡→
孝助松→池尻キャンプ場→富士屋別館跡→第五砲台跡→野奈浦桟橋
4月の探索は、「ここをクリック」!!
金剛、和泉山地を歩いていて、葛城二十八宿の経塚を通りがかることが多い。
これは役行者が友ヶ島から和泉、金剛山地を経て大和川の亀ノ背までの間に
28か所設けた経塚である。
じつはお恥ずかしいが、これまでその第一番経塚である序品窟を訪れたことがなかった。
4月に意を決して友ヶ島に渡ったものの、午後から天候が荒れるとのことで、
最終便の時間が繰り上がってしまい、肝心の序品窟に行く時間がなかったため、
今回のリベンジとなった。

友ヶ島汽船で、沖ノ島の野奈浦桟橋へ。
「友ヶ島」は周辺4島の総称で、まず上陸するのは沖ノ島だ。
この渡し船がクセモノで、少し海が荒れると欠航するので要注意。

桟橋から海を覗きこむと、アカクラゲがたくさん浮遊していた。
見ている分にはのんびりと癒されるが、長い触手には毒があり、刺されると
ミミズ腫れを起こすという。

前回同様、神島を遥拝。ここも葛城行場のひとつなのである。

クスノキの古木の脇を通る。
かつては島全体が軍の要塞だったためか、主な歩道は軽自動車が通れるほどの幅がある。

ネジキの花が咲いていた。これが咲くと、もう暑くなるなぁという印象だ。

歩道の下はウバメガシなどが茂るものの、たいへんな崖になっていて、海がすぐ下に
みえる。なにやら大きな魚が、これまた大口を開けて群がっている。

行場のひとつ、閼伽井跡を通る。本当にこんなところに水が湧いていたのかな?

虎島に渡る。
引き潮の時しか渡れないので、ここを訪れるには潮汐表で調べてからにしよう。

ハマイバラがたくさんみられる。海岸沿いは、山地とはまた植生が異なる。

右へ海岸線に沿って、ごろごろした岩をつたっていく。
時折、四角い穴が並んだ岩があるが、これは採石の跡だ。この島の岩は、かつては
和歌山城の石垣などにも使われた。

ところごとろ、クライミング風に岩を乗り越えていくのも楽しい。
ただ、太陽をさえぎるものがないので暑い。

虎島に渡って300mくらい。迷うことなく序品窟の入口に着いた。
白いポールが目印だ。

はやる心を抑えられず、狭い洞内に突入!

とうとうお目にかかることができた第一番経塚!!
まぁ、えらいところを選んだものだ。さすが役行者。

1人がかろうじて通れる幅の洞窟を抜けると、そこは海岸。

岩はガウディばりの芸術的な侵食デザインになっていた。
すぐ先の浅瀬で、体長50㎝以上ありそうな魚の群れが水面をバシャバシャと
にぎやかに泳いでいた。ボラだろうか。
しばらく序品窟の周りをうろついてから、この日のもう一つの目的地、
沖ノ島の第三砲台跡とコウノ巣山(タカノス山)をめざす。
(後編に続く)
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