Mr.Dashのぶろぐ館(新館)

関西の山々や日本アルプスが大好き。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージⅡ)、山岳ライターでもあるMr.Dashのブログです。Gooブログのサービス停止(2025/11)により、引っ越してきました!

2026年5月10日(日) [比良]堂満岳へ、快晴の絶景と、初夏の花々を楽しむ!!

■メイン写真
たわわに咲いていたシャクナゲ

■今回のルート
イン谷口→公衆トイレ→大山口→かくれ滝→青ガレ基部→金糞峠→南比良峠分岐→
堂満岳→ノタノホリ→イン谷口

M社のツアーで、昨年に引き続き堂満岳をガイドしてきた。
この時期の堂満岳は、年によって多少の前後はあるものの、花の宝庫である。
特にツツジ科の花が豊富で、目を楽しませせてくれる。
今年はシャクナゲの開花が若干早く、やや旬を過ぎていたものの、全体としては
多種多様な花を楽しむことができた。

朝、湖西線の比良駅から、美しい三角形の堂満岳を眺める。

イン谷口の駐車場にクルマを停め、登山スタート。
青もみじが美しい。

沢の水量がそれほど多くなかったので、渡渉してかくれ滝を観に行く。
ほんの3分、メインの登山道を外れるだけで、登山道から見えない立派な滝があるのだ。

シイタケかな?

青ガレの岩場を登る。急登がきついところだ。

その途中、岩場に咲くミツバツツジ。
遠目に観て、ピンクが濃く、花が少し大きい印象。ユキグニミツバツツジだろうか。
青ガレの下部は、イワカガミはほぼ終わっていた。

青ガレの上部、お客様の息づかいも苦しい中、金糞峠が見えてきた。

金糞峠で中休止。お地蔵さんに挨拶。

金糞峠からは、琵琶湖の眺めがすばらしい。ここまでの登りの苦労が報われる。

主稜線まで来ると、まだイワカガミがたくさん咲いてくれていた。

シャクナゲも、まだ満開のものもあり、じゅうぶんに楽しめた。
シャクナゲも、ツツジの仲間である。

東レ新道から、琵琶湖の向こうに伊吹山を見る。
この日は快晴名だけでなく、とにかく空気が澄んでいて、遠くまで見渡せた。

カラ岳と釈迦岳。

堂満ルンゼ側の荒々しい風化花崗岩。

ウスギヨウラク。
このほか、シロモジの黄色い花などを見ながら標高を稼ぐ。

堂満岳に到着。

山頂に到着すると、突然、琵琶湖側の絶景が広がるのがこの山の魅力のひとつ。

遠く白山まで見えた。このほか遠方では北に御嶽、南に台高や大峰まで見渡せた。
他に伊吹山、鈴鹿山系(霊仙山、御池岳、釈迦岳、雨乞岳)、安土山、長命寺山、
三上山、湖南アルプスなど、すばらしい眺めだった。

山頂からは、しばらく急斜面を下る。
急坂が終わろうとするころ、シロヤシオが咲いていた。

白いイワカガミ。

サラサドウダン。ドウダンツツジは、漢字で満天星と書く。
小さな釣鐘状の花が多数咲いている様子は、まさに満天の星である。

尾根を外れ、標高をグングン下げていくと、巨大なホオノキにみる。

チドリノキを発見。葉が避けていないが、カエデの仲間である。

タニギキョウ。
このあと、昨年ヒルを多数目撃した谷筋に入るが、今年は全く見なかった。
谷筋を脱して、V字に浸食された風化花崗岩の道を、なおも下っていく。

シライトソウ。
目ざといお客様が発見してくださった。

比良山系有数の池、ノタノホリ。アカハライモリがちょろちょろしていた。

最後はなかば廃墟と化した別荘街に出て、予定していた時間ジャストにイン谷口に戻った。
今回のお客様は健脚揃いで、尻もちもなく余裕の山行となった。