
■メイン写真
うわー、ゲリラ豪雨の雨柱が近づいてくる!!
■今回のルート
山本駅→最明寺滝→(岩稜)→万願寺西山→中山最高峰→奥之院→夫婦岩→中山寺→
中山観音駅
久々の中山連山。午前中は暑いほどの晴天で、眺望もすばらしいくらいだったが、
昼頃から天気が急速に悪化。カミナリが鳴り響き、ヒョウがバラバラと降り注ぐ
ゲリラ雷雨の中を、できるだけ早く西へ西へと尾根道をたどることになった。
激しい雨に打たれたのは25分ほどだったが、登山靴は浸水し、下着まで湿って
たいへんだった。

朝、山本駅から貝尻池広場を左折して住宅街を北へ進む。
未舗装道になるところで、自然に還りつつある廃トラックをみる。

朝鮮系寺院の宝教寺の赤い橋を見送り、最明寺川に沿って進むと、大陸的な雰囲気の
大聖不動尊山門をくぐる。なんともエキゾチックな感じだ。

山門の先の分岐で、まずは右へ。その終点が最明寺滝だ。
奥の岩屋には役行者像と不動明王像がある。なお、近くに「最明寺」という寺はなく、
鎌倉時代、出家後に最明寺入道と呼ばれた5代執権・北條時頼がここに立ち寄った
ことが由来のようだ。

もとの分岐に戻り、ふじが丘住宅への分岐から、白い流紋岩質の岩場を登る。
この岩尾根、いつの頃か突然、基部に「宝塚ロックガーデン」と白ペンキで書かれ、
そう呼ぶ人が増えたが、今回見たら、ペンキは消えていた。
これ、個人的にはよかったと思う。
勝手につけた地名を仲間内で呼ぶのはまだしも、標識などを付けるのはどうかと
思っているが、最近、各地でそういうのが増えている気がする。

岩場は、見かけほどは難しくない。

ただ、照り返しもあり、暑い暑い。

振り返ると、大阪湾まで、絶景が広がっている。登ってきた甲斐がある。

岩場が終わり、おだやかな尾根道に変わったころ、登山道脇にマムシを見つけた。

万願寺西山の三角点は、登山道から数メートル南に外れた雑木が茂る中にあり、
展望は全くない。

三日月岩からは北側直下に、宝塚けやきヒルカントリークラブゴルフ場が見える。
この時点で11:45。三日月岩から猪名川町方面を見ると、真っ黒な雨雲と、
明らかな雨柱が見えた(トップ写真)。カミナリも鳴っている。これはやばいぞ。

長尾山390m基準点も、登山道からわずかに南にそれた場所にある。

両側が金網フェンスに囲まれた登山道。ちょうど正午になったので、まずは
腹ごしらえをすることにした。
カミナリの音が、より大きくなってきた。スマホの雨雲レーダーを見ると、
非常に狭い範囲ながら、真っ赤な色が表示されている。これは逃げきれない。
雨粒がパラッとくるやいなや、レインウェアを素早く着こむ。
食事は途中だったが、いったんザックに片付ける。
両側に金網があると、カミナリの側撃が怖い気がした。少し先へ逃げれば、
金網は片側のみになるので、少しはマシか。

雨はすぐに激しくなった。登山道は激しい水流ができ、沢の中を歩いているよう。

25分ほどで雨は小止みになった。カミナリ雲は南東に逃げていった。
中山最高峰は水たまりがいっぱい。

北側の眺めが開けている。
さっき真っ暗だった猪名川方面には、もう雲はない。

奥之院へ向かう道では、さっきの嵐の名残、ヒョウが融けずに集まっていた。
そういえば、あれだけ暑かったのに、今はひんやりしている。

ケルンを通過。
構造をみると、最初からケルンだったわけではなさそうだ。

中山寺奥之院に到着。少しほっとした。
直下の公衆トイレで休憩し、南東に続く参道をとる。

「宇多天皇御自彫天神」。
衣冠束帯姿の宇多天皇が、磐座に刻まれている。

丁石や石仏が並ぶ参道を下り、夫婦岩に到着。
大きな岩が4つほど並んでいるので、「夫婦」はどの岩を指すのか、よく分からない。

シンボル広場から住宅地の横を抜け、中山寺の境内に。
2018年に再建された五重塔は、青い裳階があまりにも斬新で美しい。