Mr.Dashのぶろぐ館(新館)

関西の山々や日本アルプスが大好き。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージⅡ)、山岳ライターでもあるMr.Dashのブログです。Gooブログのサービス停止(2025/11)により、引っ越してきました!

2026年4月30日(木) [しらびそ高原]尾高山へ、バイカオウレンとコケ天国をたずねる!!

■メイン写真
コケの間から顔を出したバイカオウレン

■今回のルート
ハイランドしらびそ ホテル「しらびそ高原 天の川」→しらびそ峠→前尾高山→
尾高山→(往路を戻る)→ホテル

しらびそ高原の2日目は、ホテルから北側の尾根をたどり、バイカオウレンを求めて
尾高山へと歩いてきた。

ホテル横の展望所からは、東に南アルプス南部(荒川岳~光岳)あたりの展望がすばらしい。

西には中央アルプスが遠望できる。
また、かろうじて穂高連峰と槍ヶ岳も見えた。

まずはしらびそ峠に向けて尾根道を下る。
その道すがら、ネコノメソウが咲いていた。
ネコノメソウは種類が多く、よく分からないが、ニッコウネコノメソウあたりか?

しらびそ峠に到着。ここも、南アルプスの眺めがすばらしい。
現在、矢筈トンネルへ直接下りる道路が通行止めなので、
クルマは入れないはずだが、1台、長野ナンバーの軽自動車が駐車していた。

登山口から、尾高山を目指す。

カラマツ林を行く。
かつてはシラビソやトウヒの森だったが、伐採されたあとに成長の早いカラマツが
植えられたようだ。

前尾高山への登りの途中で振り返ると、ホテルが見えた。

 

ビューポイントを過ぎ、いよいよ前尾高山への最後の直登にさしかかるころ、
コケが美しい林床の中に、可憐なバイカオウレンを見つけた。

ピンクの雄蕊がかわいい。5つの緑の蜜腺が、発生学的には花弁に相当するところ。

コケの海は、まるで北八ツのよう。

前尾高山の山頂は、どこが最高点なのか分からないほど、広い平原状の地形だ。

バイカオウレンは一か所に集中して密に咲くのではなく、ちらちらと、どこまでも
存在している感じ。

花びらが6枚のものも。正確には、花びらではなく、萼片なのだが。

ちょっとした岩屋もあった。ここには絡まずに、平穏な道が続く。
関西(特に奈良)にこんな岩屋があったら、中に必ず石仏があるよね、と言いながら通過。

距離の目安となる、わかりやすい道標がずっと設置されていた。

ジブリの世界を通る。

突然、足元が岩場になったと思ったら、突然、尾高山の山頂に着く。
ここは残念ながら展望はない。
ほんの少し先に行けば、ビューポイントがあるのだが、空が怪しい。
雨雲レーダーで確認すると、既にこのあたりは、いちばん薄い水色になっている。
時間も押しているので、ここで雨支度をするかわりに、ビューポイントを諦め、
もと来た道を下山することに決めた。

前尾高山の山頂でランチを済ませ、しらびそ峠からは並走する舗装林道のほうを
選択し、クルマが待つホテルの駐車場へと戻った。
ホテルでお風呂を用意してくれて、希望者はひとっ風呂。汗を洗い落とした。