Mr.Dashのぶろぐ館(新館)

関西の山々や日本アルプスが大好き。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージⅡ)、山岳ライターでもあるMr.Dashのブログです。Gooブログのサービス停止(2025/11)により、引っ越してきました!

2026年6月6日(土) [湖北]賤ヶ岳へ、羽柴秀吉VS柴田勝家の古戦場をたずねる!!

■メイン写真
賤ヶ岳の山頂直下から見た琵琶湖の絶景

■今回のルート
賤ヶ岳登山口(リフト乗り場横)→賤ヶ岳→猿ヶ馬場→首洗いの池→大岩山→岩崎山→
余呉湖観光館→余呉駅

NHK大河ドラマ「豊臣兄弟」で、兄弟の立身出世を描くには、一連の滋賀県北部での
諸合戦は欠かせない出来事になるだろう。
賤ヶ岳は、織田信長亡きあと、この後の主導権を握るべく、羽柴秀吉と柴田勝家が
戦った、その名もそのまま「賤ヶ岳の戦い」の舞台である。

最近、山頂部に「映えスポット」ができて、木ノ本駅からリフト乗り場を結ぶ
無料シャトルバスの運行など、親しみとお手軽度をアピールして、さらなる誘客に
トライしている様子だ。

リフト乗り場の右手から、登山道に入る。

林床はオニヒカゲワラビでびっしり。
途中2回、リフトの軌道を横切りながら、標高を稼ぐ。

山頂近くに、この4月に新設された「絶景ブランコ」がある。
乗ってみると、まるで琵琶湖へ投げ出されるような錯覚をおぼえるほど。

山頂の展望台には、SHIZUGATAKEの文字のモニュメントができた。

山頂から余呉湖を眺める。
天気予報では曇りとのことだったが、青空が広がってくれた。

山頂にある武将像。疲れ果てている姿という、珍しいものだ。

秀吉が陣を敷いた広い山頂には、3等三角点がある。

尾根道を東へ進む。はじめはブナの群生が見られる。
標高300m台で見られるとは、さすが雪国である。

コアジサイは、まだ咲き始め。他にツルアリドオシやオカタツナミソウなどが
咲いていた。

イワガラミ。

巨大なケヤキ。
木立があるところは、涼しく歩けた。

ササユリ。

秀吉軍が佐久間軍を追撃した「猿ヶ馬場」。
確かにここの尾根筋は、しばらく馬が走れるような直線、平坦になっている。

「首洗いの池」。
この戦いの序盤で戦死した、秀吉方武将・中川清秀の首が、地元住民たちより
洗われた小さな池。この日は乾いていた。

大岩山の山頂には、中川清秀(茨木城主)の墓がある。

岩崎山には、高山右近(高槻城主)が砦を築いたが、中川が討たれたことで
逃げ出したという。
中川清秀と高山右近はいとこ同士の間柄だ。

余呉駅側の登山口(江土登山口)に下りてきた。

余呉駅からの帰りの電車は1時間に1本。
電車の時間に合わせるため、余呉湖畔の余呉湖観光館でしばらく休憩する。
ちょっとした土産物も置いてあり、広い駐車場はハイカーにも利用されている。

余呉湖観光館のテラスから見た賤ヶ岳の山頂。
そんなに距離はないのだが、間に湖があると、おー、あそこから歩いてきたのかと
いう感慨に浸れる。

余呉駅から北側に広がる田んぼに、数羽のコウノトリの姿があった。
余呉にもいるんだなあ。