
■メイン写真
来日岳の山頂展望台からの城崎方面の眺望と、まだまだ雪深いブナ林
■今回のコース
城崎駅(駐車)⇒(タクシー)⇒来日バス停、来日岳登山口→来日岳中間点→
来日岳(566m)→紅葉平→(林道)→大師山(温泉寺奥の院)⇒(ロープウェイ)⇒
城崎駅(車回収)⇒つるや旅館(泊)
朝、出石を発って車で30分、JR城崎駅横のタイムズ24に駐車。
今日は城崎の来日岳に登るのだ。
折角、ここまで来たのだから連チャンするというわけ。
両親も昨日の有子山城跡登頂に自信を深め、今日も来日岳に同行するという。
昨日の足取りをみる限り、要所要所でケアすれば登れそうだと判断し、全員で
山頂を目指す。

タクシーで来日バス停へ。880円也。
道路を渡ったところが登山口。まずはJR線のガードをくぐる。

すぐに獣除けの柵を開けて、山道に入る。

柵を入ったところにある石仏が、苔むしていてGOOD!!
石仏は、山頂まで延々と続いていた。

うわー、いきなりの急登だぁ。斜度25~30度くらいの坂が随所に出現。
「これは登れても降りられない」と親父とお袋。
大丈夫。なんとかしましょう。

「天望」と名付けられたポイントに到着。円山川の滔々とした流れ。

さらに、大峯山脈を彷彿とさせる岩場を登り切れば304m標高点。
標識がある。

だらっとアップダウンをこなせば、中間点に着く。
ここから標高差300mの登りとなる。

山頂まであと標高差100m余りとなるころ、とうとう雪が現れた。
温かみのあるデザインの石仏の周囲は、やはり雪が融けていた(笑)。

雪があるのはいいが、2~3日暖かい日が続いたため、かなり腐っており
数歩に一度、踏み抜いてしまう。最も深いところで積雪70cmくらいか。
登山道は見えないが、ひたすら尾根をキープすればよい。

ブナ林が美しい。
ブナは雪の頃も、新緑も、黄葉も大好き。霧や雨の中、幹を伝う水滴を観るのさえ良い。
両親は、もちろんこんな深い雪の中を歩くのは人生初体験という。

無雪期は10分で上がれる最後の登りに30分をかけ、待望の山頂に到着!!
山頂には休憩に最適の展望台がある。

展望台からのビュー。城崎を直下に見下ろせる。
標高わずか567mの低山ながら、登山口の標高はわずか2m。なかなか高度感だ。

電波塔を越えれば一等三角点が鎮座する山頂だ。
石仏がズラリ並んでいる。
ここは14年前にクルマで来ただけで、歩いて登ったのは初めて。
下山は林道をとる。冬季はクルマも上がれない。

途中で林道を外れ、尾根を最短距離でたどるが、ほぼ廃道化しており、そのうえ雪で
本来のルートは見つけにくいのなんのって。
それでも少ない手がかりを見出し、巧妙に下山する。
このあたり、ルートファインディングの醍醐味だ。
紅葉平の公衆トイレはほぼ廃墟となっていた。一部のガイド本に書かれているが、
もはやアテにできない荒廃ぶり。

林道に舞い戻り、ひたすらロープウェイ駅がある大師山を目指す。
天気予報は曇りだったが、ずっと青空が覗く、嬉しい展開。

大師山の直下で、城崎温泉のメインストリートが一望できる。
よく見ると今年1月の火事の跡まで見える。痛ましい。

大師山の山頂でも、石仏が一直線に並んでお出迎え。
カワラケ投げ、カニ塚などユニークなポイントがあり愉しい。
ロープウェイの駅では見知らぬおっちゃんが、登山姿の我々4人をみて
話しかけてきた。「え?来日か登ってきたの!?」と驚いた様子。
ただ両親の体力も考え、ここからは潔くロープウェイで下山することにした。

麓に下りて、最初に見たのがこの「城崎温泉元湯」。
すぐ横に温泉玉子を作るコーナーがあった。

今日のお宿は、「つるや」さん。
清潔でオシャレな部屋、行き届いたサービスに感激。
接遇してくれたお嬢ちゃんがめっちゃ美人なうえによく気がついて、ホント夢のよう。
風呂は「鴻ノ湯」に行ってみた。ちょうど卒業旅行の学生さんたちで混雑していたが、
かかり湯はしない、大声で騒ぐ、洗い場では隣に人がいるのに立ったまま
シャワーを浴びるなど、「まったく最近の若者ときたら!!」。
シャワーの飛沫を横っ面にひっかけられたので、露骨に睨んでやった。
両親はこういうのを知ってか知らずか、宿の内湯に入った。正解だ。

夕食は「城崎ビール」が呑める直営レストラン「グビガブ」で。
4種類の地ビールを制覇。どれも美味いが個人的には「カニビール」が気に入った。
料理はハズレなしの美味揃い。このうえない幸せ、天国だ~。