
■メイン写真
「シャクナゲ尾根」では、自然種で、白いシャクナゲが普通に見られる
■今回のコース
小出石バス停→登山口→(シャクナゲ尾根)→鉄塔下→寂光院道分岐→天ヶ岳→三又岳→
戸谷峰→薬王坂の分岐→鞍馬駅
3年ぶりに、京都北山のシャクナゲ尾根へ。今回はM社のツアーでガイドしてきた。
「シャクナゲ尾根」は、大原から数km北へ進んだ小出石から西に入った尾根。
国土地理院の地形図にも表記がある。
標高400~500mほどの、たやすくアプローチできる低山でありながら、シャクナゲが
大群落を形成しているのは、京阪神エリアでは珍しい。
京都市営地下鉄・国際会館前から京都バスで小出石へ。
バス停でM社ツアーのお客様を待っていると、この日、参加者名簿にはない、
知った顔が3名もあった。2組は、個人でシャクナゲ尾根に行くとのこと、
あと1人は、大原の金毘羅山に岩トレに行くとのこと。皆さん、お元気で最高!!

ささて、こちらは小出石(旧道)バス停でガイダンスをしている間に、他のパーティの
ハイカーたちは先に行ってしまった。
追いたてられる恐れがないので気楽に歩ける。橋からウワミズザクラを観察する。

天ヶ岳登山口。最初は、単調な植林の中、なかなか強烈な急登になっている。
急登を終え、尾根に乗ると、ぽつぽつとシャクナゲの姿が出てくる。
はじめは標高もまだ低いので、花は大半が散ったばかりだったり、終わりかけていた。
ほんの2~3日、機を逸したかなと懸念したが、このあと、それは杞憂だということが分かる。

やがてシャクナゲのオンパレードが始まる。お客様の歓声。
写真撮影で、時間がかかるが、ここで急ぐほど野暮はない。

今回、白花が意外に多く観られた印象だ。
ここでは、白花の中でも、花の内側がわずかにピンク色のものと、薄い緑色のものが
あるので、この機にそういうところまで観察して頂いた。

鈴なりの花。

蕾は濃く鮮やかなピンク色。

送電線鉄塔の手前でランチタイム。予定では天ヶ岳まで行きたかったが、
仕方ない。

午後もしばらくは、すばらしいシャクナゲ群落を楽しめる。

ミツバツツジはさすがに終盤のようだ。

オオカメノキも花をつけていた。
寂光院道分岐で右に折れ、天ヶ岳をめざし、少し岩稜が混じる道を登る。

次の百井峠への分岐では、林業用の作業道が交差する。

天ヶ岳のピークには、あっけなく到着する。展望はないが、落ち着くたたずまいだ。
山頂で少し休憩したあと、少しペースを速め、雑木林の尾根を南に向かう。

途中で尾根道をそれて、薄い踏み跡をたどって三又岳のピークに寄る。
ここも展望はない。

静原分岐を快調に通過。

その先で、南側が一部伐採され、京都市街が眺められるようになっていた。
比叡山、大文字山、東山、男山、天王山、生駒山から、大阪市内の高層ビル街まで
見通せた。

ギンリョウソウ発見。
ひとつ見つけると、近辺にそこもあそこもといった感じで次々に見つかった。

3つ目の名のあるピーク、戸谷峰、525m三等三角点があるが、やはり展望はない。
天気予報では19時くらいから雨とのことだったが、15:30を回ると、風が急に
冷たくなって、空気が湿ってきた。雨が少し早まるのかもしれない。
お客様には少しがんばっていただきながら、ひたすら下る。

薬王坂の分岐に到着。暑くなるとヤマビルの名所だが、姿は全く見なかった。
天気はなんとか持ちこたえている。

あとは東海自然歩道に合流し、八幡宮の裏手に下りる。

横の空き地には、たくさんのこいのぼりが風に泳ぐ。

鞍馬寺の前を通過。青もみじが美しい。

鞍馬駅に着いたとたん、雨粒がパラッと落ちてきた。セーフ!!
前半のお花見モードからはうって変わって、後半のロングトレック。
おつかれさまでした。