■メイン写真
ミズバショウとリュウキンカのお花畑となっていた沼の原湿原
■今回のコース
5/3 まだらおの湯(コテージ)[泊]
5/4 沼の原湿原駐車場→沼の原湿原(ミズバショウ群落)→レストラン・バンフ→(すすき原トレイル)→
ぐん平街道分岐→ゲレンデ出合→斑尾山北峰→斑尾山→斑尾山北峰→(万坂・山頂トレイル)→
万坂峠→(湿原西トレイル)→沼の原湿原駐車場
ゴールデンウイークの後半は、北信へ。昨年、下見に行って心を動かされたエリアだ。
まずは信越トレイルの起点・斑尾山へ、ミズバショウ群落がみられる沼の原湿原を起点に
周回してきた。
場所によってはまだまだ残雪が多く見られ、踏み抜きの懸念からルート取りが難しかった。
沼の原湿原に入ると、いきなりの残雪。足元注意。
さっそくミズバショウの群落に遭遇し、気分が上がる。
ちょうどいいタイミングで咲いていてくれた。
早々に、この山旅の主目的のひとつをクリア。
残雪はまだまだ深い。下に水流があるようなところは踏み抜きが怖い。
実際に膝まで落ちたので、以降、慎重すぎるほどにルートを見極めた。
「せせらぎトレイル」から「湿原中央トレイル」へと移り、湿原を通り抜けると車道に出る。
スキーシーズンのみ営業している「レストラン・バンフ」の横を通り、ここからしばらく
スキー場のゲレンデを歩くことになる。
ゲレンデは山菜のシーズン。フキノトウは飽きるほど多数あり。
コゴミもいっぱい。ただゲレンデ内は農薬が心配なので、見るだけにする。
ゲレンデを上るにつれ、雪がでてきた。
「ぐん平街道」は、ところどころ微妙なトラバース箇所があり、慎重に進む。
斑尾山北峰への直登。
稜線への分岐でもある斑尾山北峰からあと10分。斑尾山を目指す。
左側の雪庇が、厳冬期の積雪量を示している。
登山道は雪がない部分。間違って雪上を歩くと、えらいことになりそう。
斑尾山に到着。
残念ながらガスの中。しかも冷たい風が吹きつけてきて、体温を奪う。
記念写真だけ撮って、そそくさと山頂をあとにした。
斑尾山は、総延長110kmに及ぶ信越トレイルの起点で、信越トレイルでは第2の高峰だ。
加えて「あまとみトレイル」の終点でもある。
「あまとみトレイル」は、2021年10月23日に一部開通した、長野駅~戸隠~妙高・笹ヶ峰~
野尻湖~斑尾山頂を結ぶ、総延長86kmのロングトレイル。
「あまとみ」は、雨飾山、斑尾山、戸隠山、妙高山の頭文字をとったものだ。
霧が少し晴れてきて、新潟県側に湖が見えた。野尻湖である。遊覧船が横切っていく。
「万坂・山頂トレイル」を下る。ここもゲレンデの一部である。
新潟県と長野県の県境にある万坂峠で車道に出ると、路肩にキクザキイチゲを見つけた。
ふたたび山道に入り、「湿原西トレイル」で沼の原湿原へと戻る。
沼の原湿原の面積は21haあるという。朝、通ったところとは別の道。
あと10分ほどで駐車場に戻るといったところに、ミズバショウとリュウキンカの
大群落があった!!
花びらの端っこが白いリュウキンカもわずかながら見られた。これは知らなかった!
さ~て、明日は修験の小菅山だ。天気はよさそうで楽しみだ。