Mr.Dashのぶろぐ館(新館)

関西の山々や日本アルプスが大好き。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージⅡ)、山岳ライターでもあるMr.Dashのブログです。Gooブログのサービス停止(2025/11)により、引っ越してきました!

2025年6月21日(土) [室生]赤目四十八滝、長坂山を歩く!

■メイン写真
赤目四十八滝を代表する滝、千手滝。高さ15m、幅4m、滝壺の深さ約20mという。

■今回のコース
赤目四十八滝駐車場→赤目滝水族館→千手滝→布引滝→百畳岩→荷担滝→百畳岩→
里見峠→長坂山→長坂山下山口→赤目四十八滝駐車場


赤目四十八滝渓谷保勝会の経営体制が一新され、昨年4月に「日本サンショウウオ
センター」も「赤目滝水族館」に衣替えしてから初めて、赤目四十八滝を訪れた。

れまでそれぞれの土産物屋が500~800円をとっていた駐車場も、昨年4月20日から
全面無料化された。代わりに「日本サンショウウオセンター」の入場料500円が、
「赤目滝水族館」となって1000円に値上げされた。

赤目四十八滝の遊歩道に入るには、「赤目滝水族館」の入場料を支払って、
水族館を観てから通り抜ける構造だ。

以前はサンショウウオだけを飼育展示していたが、現在は2匹のみになり、
替わりにカエル、ナマズ、アマゴ等、渓流付近に棲息する生物がラインナップ。

行者滝、銚子滝につづき現れる霊蛇滝。落差6mくらいか。

「赤目」の由来は、修験道の祖・役行者がここで修行していたとき、赤い目の牛に
乗った不動明王と出会ったとの伝説から。

不動滝。高さ15m、幅4m。
かつて「滝参り」とは、この滝にお参りすることだった。明治の中ごろまでは、
この滝より奥は足を踏み入れることはできなかったという。

アカショウマかなあ?

千手滝。大きな滝壺の先に休憩所がある。
滝のほうから吹いてくるマイナスイオンたっぷりの風が涼しい。

休憩所から千手滝の上に巻き上がる手前に、役行者が修行した「護摩の窟」がある。

布引滝。落差30m、一条の軌跡が美しい。この滝の釜の深さは30mという。

ミズタビラコ

竜ヶ壺。その名の通り、龍が棲んでいるといわれる。

イロハモミジの葉に日光が当たり、渓谷全体が緑色に染まる。

陰陽滝。

ツルアリドオシ。

平らな岩が広がり、多人数の休憩に向く百畳岩では、スタッフがボッカする
飲料水のペットボトルが販売されていた。
トロールスタッフの待機事務所もある。

姉妹滝。

柿窪滝。5m。滝壺が柿の実のように見えることが名の由来。

荷担滝。高さ8m。2つの流れが、荷を担っているように見えることが名の由来。
渓谷随一の景観とされ、近鉄などが観光用のポスターによく使うシーンだ。
渓谷はまだまだ続き、琴滝や岩窟滝などがあるが、全体の行程を考慮し、今回は
ここで引き返す。

百畳岩の端に、クサリをしたゲートがある。長坂山への分岐だ。
逆行禁止のルートとなっているのは、そうされると入場料を取れないからだろう。
発券場で「ゲートを通過した後は、獣が入るから必ずクサリを閉めて」と言われたが、
ゲートの横はガラ空きなので、獣はその気になれば自由に入れる。
本当は装備・情報・脚力不足の観光客に入られると困るのであろう。

しばらく、強烈な急登となる。ルートは木段で整備されていて迷いようがないが、
転落防止のため、しっかりしたガイドロープが丁寧に張られている。

大汗をかいて本日の最高点、里見峠(610m)に着く。
神野山方面の眺めが広がる。

落ち着いた雰囲気の植林の中、明瞭な道が続く。
道標も以前より増えたようだ。

一度、林道に出る。赤目四十八滝とは逆側に出るので、沢筋からの涼しい風が
上がってこないので非常に暑い。

暑い林道で、ササユリをみつけた。思わぬご褒美だ。

すぐに再び山道に入る。

尾根道からは、赤めの温泉街が真下に見下ろせる。

長坂山の山頂は、まったく展望がない雑木林の中。

すぐ先で、わずかに向こうが垣間見え、ちょうど額井岳(大和富士)が見える。

さらにその少し先からは、名張市街が見える。

一気に下っていくと、車道に出る。ゴールである。

温泉街の売店で、冷えたサイダーで身体を冷やした。
日本酒の仕込み水で作ったサイダーとのことで、やさしい甘さが旨かった。
名物「へこきまんじゅう」を買う人も。暑い中、おつかれさまでした。