
■メイン写真
いつもながらブナが美しい和泉葛城山
■今回のコース
蕎原バス停→枇杷平→和泉葛城山→ブナ林の回廊→ハシカケノ滝→春日橋→
そぶら山荘→蕎原バス停→ほの字の里
所属する山岳部の7月度の例会で、和泉葛城山に行ってきた。
3月下旬に別ルートを歩いており、これで主要ルートのチェックが完了した。
今回は、山岳部のOB会からも3名(K浦さん、S野さん、F原さん)も参加。
ゆったりしたペースとなるので、短いコースながら写真をたんまり撮影できた。
この近辺に詳しい、地元のN秦さんが引率、チーフリーダーはお腹が目立つI村さんが
務めてくれるのでラクチン。

蕎原バス停に全員が集合し、右の道に入る。

しばらく進んだ左に白壁の蔵が見える分岐がある。ここが登山口で、塔原からの
尾根道につながっている。

道中、いろんなキノコを見たが、キヌガサタケを見つけることができた。ラッキー!

塔原からの尾根道に合流し、枇杷平で中休止。

S野さんが自宅の畑で取れたプチトマトを冷やして持ってきてくださった。
甘くてオイシー!! ありがとー、S野さん。
初めのうちは植林の中だが、林道に2度絡み、再び登山道に入って玉冷泉の分岐を
過ぎれば、ほどなくブナ林が始まる。

ウッドデッキは夏の濃いグリーンの中。空気も濃いような気になってくる。

ウッドデックから。メンバーの笑顔をパチリ。

しだいに大きな木が増えてくる。ブナマニアとしては毎度、ドキドキする区間だ。

最後の長い階段がしんどい。昼前なので腹も減ってきた~

和泉葛城山の山頂に到着。

南側直下に下りて、ドライブウェイを渡ってあずま屋で昼食タイムとなった。

粉河方面の眺めが広がる。龍門山もバッチリ見えた。

あずま屋の隣にある木に、なにやら実がなっていた。

実はまだ3cmくらいと小さかったが、どうやらナシのようだ。
下山は、いったんロータリーから林道をとり、ブナの回廊に入る。

入ったところで、スズメガの一種、モモスズメが懸垂しているのを発見。
蛾といえど、迷彩のステルス戦闘機みたいでカッコいい。

夏のブナの回廊。よく雑誌やパンフに載っているブナの木はこれ。
黄葉の秋も綺麗だが、生命感あふれる梢がまたいい!!

ぐんぐん標高を下げていく。
やがて沢筋に下りると、宿ノ谷にハシカケノ滝がかかっている。

宿ノ谷は、実はハシカケノ滝から下流へ、車止めがあるあたりまで、
小滝や小ゴルジュの連続で美しい。真横に林道が通っているのが難点だが、
その林道のおかげで楽に下山できているのだ。
ただ、隣に林道があるということは、初心者の沢歩きには最適かもしれない。
近く、遡行してみたい。

そぶら山荘は、バーベキュー客で大混雑していた。
長い舗装道を歩き、特に蕎原バス停からは直射日光を受けて暑かったが、
ほの字の里に着き、ゆっくり温泉に浸かった。
風呂から出て、ビン詰めのフルーツ牛乳を、腰に片手を当てて飲んだら
やっぱり最高に美味かった。