
■メイン写真
黄金に輝くブナ林
■今回のコース
10/31 移動日
11/1 宿⇒万坂峠→袴岳→赤池→沼の原湿原→希望湖→毛無山→涌井新池⇒宿
11/2 宿⇒涌井→富倉峠→木手峠→黒岩山→桂池→仏ヶ峰登山口→戸狩温泉星降るキャンプ場
⇒宿⇒まだらおの湯⇒宿
11/3 移動日

今回の信越トレイル山行の2日目。スタートは霧の中の涌井。
朝方に雨が降ったようで路面が濡れているが、今日の天気はよさそうだ。

まずは植林の中の林道歩き。信越トレイルでは、植林が珍しく感じられるくらい。

富倉峠。
この峠、もとは別の位置にあり、古くは上杉謙信が通ったというが、その道は
荒れやすく補修に費用と労力がかかりすぎていたため、明治10年、こちらに
付け替えられた。

大将陣。富倉峠から20分弱で到着。
上杉謙信がこで兵を休ませたと伝わる。ここを通る道は「謙信道」と呼ばれ、
川中島合戦の際の軍事道路だった。

西に雪を抱いた山が見えた。火打山だろうか。
樹林越しにソブの池を見下ろすと、北峠に着く。ここはクルマ数台が駐車できそうだ。
引き続き、歩きやすい道が続く。

黒岩山へ続くこの登山道も、きれいに刈り払われている。

ウリハダカエデが黄金に輝いていた。

こちらのウリハダカエデは真っ赤に色づいている。

時折、足を停めながら紅葉を鑑賞する。
黒岩山へは、今いる尾根をいったん離れて、ひとつ東の尾根に移ることになる。

沢筋に下りる途中のブナ林は、最高に美しかった。
斜面の角度と日光の具合がベストマッチ。

一度、沢筋に下りて、すぐに登り返す。
ところどころ足元がぬかるんでおり、スリップに注意する。

黒岩山の尾根に登り返す。今度はオレンジ色に輝くブナ。

東側が開けており、千曲川の流れの向こうに小菅山、遠方に毛無山が見える。
昨日、信越トレイルの毛無山を歩いたが、見えているのは野沢の毛無山である。

かわいい形の休憩舎がある。昼には少し早いが、落ち着いて腰かけられるので、
ここでランチタイムとした。

150mほど進んだところが黒岩山の最高点付近だが、山名表示板などはない。

熊ノ巣池。

桂池へ続く車道に出た。太郎清水という水場がある。
少雨期には水が枯れることがあるという。

桂池に到着。ここもクルマが2台ほど路肩に停められる。

桂池のすぐ北にある中古池。

オヤマボクチ。アザミの一種だ。
飯山地域では、蕎麦の「つなぎ」に、繊維質が強いオヤマボクチの葉を使う。
蕎麦の香りが引き立ち、独特のもちっとした触感の蕎麦は、「富倉そば」「ぼくちそば」
「飯山そば」などと呼ばれている。
あるサイトの情報によると、葉1kgから4~5gの繊維が精製でき、これで10人分の
そばを打てるという。

ミズナラの紅葉。

謎のキノコ。ベニナギナタタケではないかと思われるが15cmを超えている。
関西では、こんな巨大なベニナギナタタケは見たことがない。

風穴分岐を過ぎ、小さな沢を2回徒渉する。その1つ目。

登り返して、2つ目の徒渉へ。

突然、戸狩温泉スキー場の「とん平ゲレンデ」上に飛び出す。
冷たい風が流れていて、ここまで樹林に守られて快適な歩行ができていたことを
思い知る。

ゲレンデを下り、星降るキャンプ場の建屋前へ。
ここにきて雨が降り始めたので、高原レストランの地下に隠れ、
宿のお迎えのクルマを待った。
この日の行程は約13km。行程差は初日より少ないが、充実感があった。
翌朝、道の駅ふるさと豊田と、途中のツルヤスーパーに寄る。
地元産のお土産を買って、今回の山旅を締めた。