
■メイン写真
三国山直下の湿原状の緩斜面に咲くキンコウカ
■今回のルート
マキノ駅⇒林道マキノ黒河線・林道ゲート→黒河峠→キンコウカ群落→明王の禿分岐→三国山
→(往路を戻る)→林道マキノ黒河線・林道ゲート⇒マキノ駅
ダブル台風は通り過ぎたが、まだ天気はスッキリしない。
この日も、マキノ周辺の天気は曇天で済んでいるが、現地に向かう道中は
坂本、小野あたりまでは雨が降っていてヤキモキした。
林道マキノ黒河線・林道ゲート手前の、クルマ数台が停められるスペースは、
最後の1台分が空いていた。

黒河峠まで2km強、4WDなら余裕で行けそうな未舗装林道を歩く。
単調な林道歩きになるかなと思ったが、植物観察で意外と楽しく行ける。
気温は駐車地で22度だったが、湿気がものすごく、汗が噴き出る。

クマシデの実。

ヤマブキショウマかな?

ヤマアジサイ。

キブシの実。

ブナが現れる。湿った幹も美しい。

サルナシの実。秋に熟する。

コナスビ。

ヤマツツジがまだ残っていた。

黒河峠に到着。手持ちのGPSで225mほど標高を稼いだ。
黒河峠には立派な公衆トイレがある。

ここからようやく、山道に入る。
200mほど進むと、別の作業林道に出るが、すぐに再び山道に入る。

ヤマボウシが旬。ピンク色のものや、白とピンクがグラデーションに
なっているものもあり、目を楽しませてくれた。

途中の展望岩。
本来なら琵琶湖の北湖あたりから、遠くは伊吹山、鈴鹿山系などまで
すばらしい眺めが期待できるのだが、ご覧のようにガスガス。

展望岩周辺の岩場に咲いていたホツツジ。

つづら折りに上がっていくと、一瞬、霧が晴れた。

標高800mあたりに、待望のキンコウカ群落が現れた。
お客様からも歓声が上がる。

緩斜面になっているものの、全体的に湿原的なジュクジュクした土壌になっていて、
木道が設けられている。

キンコウカ群落は、黒河峠の説明板によると、分布の西限だそうで、
貴重なものだ。

湿原状の土壌なので、木道の脇にはミズゴケが茂り、小さな池塘には、
モリアオガエルの泡の卵がみられた。

ノイバラ。かなり大きく、樹高3mほどになっていた。

明王の禿へ向かう尾根道と、三国山山頂への道の分岐。

ツルアリドオシ。

奇妙な枝ぶりのブナ。

コアジサイの群落。
このあたりは、もちろん花は終わっているが、トクワカソウの大群落が
広がっていた。

山頂に到着。三等三角点がある。

福井県との県境のピークで、滋賀県側が少し開けているのだが、
もちろんガスガス。

帰りに見つけた大量のヤマボウシ。
もう一度、キンコウカ群落をゆっくり通り抜け、元の道を戻った。