
■メイン写真
たくさん咲いてくれていたカキラン
■今回のルート
北条鉄道・網引駅→網引湿原
近畿地方の南半分ではダブル台風7号、8号の影響が懸念される中、
天気図や気象情報をつぶさに見ていると、網引湿原あたりは、雨はおそらく
降らないようだ。累積の降雨量も、紀伊半島や奈良県に比べて半分ほど。
ということで企画決行を決めたが、当日はJRのダイヤが朝から混乱。
Mr.Dashほか何名かのお客様は、神戸から神戸電鉄を利用し、粟生駅乗換えで
北条鉄道・網引駅にたどり着いたが、JR加古川駅で乗換えを考えた方は、
電車が動かない事態に。
悔しくも、途中で引き返して帰宅されることとなって申し訳なかった。
遅れやすいのはJRか、神戸電鉄か、ということは一概にはないのだろうが、
判断は難しい。

乗換駅の粟生駅にやってきたのは、平成4年、JR五能線から譲り受けたキハ40。
これに乗れるのかというだけでワクワクする。
ちなみに粟生駅は規模は小さいものの、JR加古川線、神戸電鉄粟生線、北条鉄道の
3社のターミナル駅だ。3社以上というのは、神戸高速鉄道の区間を除けば、
京都駅(JR、近鉄、京都市営地下鉄)、新今宮駅(JR、南海、大阪メトロ、阪堺電車)などで、
意外に多くない。

ローカルムード満点の網引駅へ。

駅前には、兵庫県景観形成要樹木に指定されている大イチョウがある。
樹高21m。樹齢はまだ約90年近くと意外に若い。

網引駅の西300mで、戦時中に戦闘機(紫電改)が列車に墜落して、多くの死傷者が
出たようだ。

駅を出て、南へ。満願寺川を渡る。

網引湿原は地元の貴重な観光資源。案内板があり、迷うことはない。

メリケンムグラ(北米からの外来種)。

オニノヤガラ。

車止めのすぐ前には、5台ほど駐車できるスペースがあり、説明板が立つ。

林道を進んでいくと、まだ新しいバイオトイレがあった。

横穴式石室をもった小さな古墳(説明なし)の横を通る。

湿原から流れ出る、小さな沢を渡る。
中に入る人は、ここで靴底についているかもしれない植物の種を洗い落とす。
湿原内に外来種等が侵入するのを防ぐためだ。

第1湿原にて。モウセンゴケ。
第1湿原の木道は丸木を並べただけで、濡れていると滑りそうで怖かった。

モウセンゴケの花。

ノハナショウブは、さすがにもう終盤。
ほとんどが既に花を落としていた。

第2湿原に移動する途中で、お待ちかねのカキランに出合う!!
先日の丸山湿原では、やや花期より早かったため2輪しか間近に見られなかった。

一本の茎に多数の花をつけている。感激だ。

ヤブコウジ。

第2湿原へ、ゲートを開けて、木道へ。こちらの木道はしっかりした造りだ。

「くるりん」と単枝葉の草が丸まっているのがかわいい。
調べたが、種類までは分からず。残念。

湿原に顔を出す赤いヤツ。これも調べたが、そもそも花なのか、咲いている状態か、
散った後なのか、葉なのか、それすらも分からないという、情けない結果に。

トンボソウ。数は少なかったが、見つけることができてよかった。

第3湿原に移る。
カキランの本格的な群落は、むしろこちらのほうだ。
個人的には、これまで見た最大のカキラン群落であった。

引き返す途中で見かけたウチワヤンマ。
尾っぽに、尾翼のような「ウチワ」がついているのが特徴。
季節柄、楽しみにしていたハッチョウトンボは全く見かけなかった。
この日は、傘を使うことはなかったが、朝までの雨の影響が飛んで
いなかったのだろうか。