
■メイン写真
円山川沿いの県道3号線から見た来日岳
■今回のルート
来日バス停→西登山口→天望→304mの頭→中間点→来日岳→紅葉平→大師山→温泉寺→
城崎温泉街→城崎温泉駅
温泉地として名高い城崎にそびえる標高566mの来日岳を、久しぶりに訪ねた。
今回は新緑の時期。西登山口からの急登はこたえるが、中盤あたりからのブナやカエデの
森林の美しさは格別だ。もちろん下山後は、温泉も楽しんだ。
京阪神から、日帰りで行ける限界の行程だったが、次はゆっくり城崎温泉に泊まってみたい。

西登山口。山陰本線の低いガードをくぐる。

すぐに獣除け柵がある。柵を開け、橋を渡って山中へ。

ミニ八十八箇所めぐりと思われる石仏がこの先も点在する。
お顔が破壊されているものが多いのは、明治期の廃仏毀釈の影響なのか。

のっけから急坂が続く。10分ほど登ると、唐突に「頂上まで88分」標識が!!
なんでまた、半端な数値なの(笑)? 八十八箇所めぐりと掛けたか。

標高250mあたりまで登ると「天望」に着く。文字通り、展望がよい場所だ。
円山川の雄大な流れが眺められる。

「304mの頭」に到着。標識の文字はすっかり薄くなっていた。
ここで、ものすごい急登はいったん終了する。
登山口から600mほどの距離で、標高差約300mを登ったことになる。

これは若いシイタケかな?

坂が緩くなって、雑木林の新緑を楽しみながら歩く。

「中間点」に到着。
ちょうど昼時になったので、ここでランチタイムとした。

昼食を終え、再び歩きはじめる。足元はドングリの絨毯である。

カエデが出現する。新緑のころのカエデは、じつに美しい。
2度目の急登は、最初の坂よりはマシだ。
ぽつぽつとブナも出てくる。標高400m程度でブナが観られるのは嬉しい。

山頂まで10分の標識が立つあたりは、落ち着いたブナの森林だ。
空気までがやさしい。

ブナの巨樹。

登りきると、山頂展望台に着く。

展望台に上ると、またまた円山川の流れを見下ろせる。
先ほどの眺めと比べて、かなり標高を稼いできた感じだ。

展望台のすぐ先が山頂だ。
石仏が並ぶ。

反対側には日本海も見える。

電波塔が立つ山頂へは舗装林道が通じており、下山は、おおむね林道を歩くことに
なるが、両側に続く美しい樹林を観ながら歩くのは楽しい。
ブナの葉に、謎の虫こぶを発見。

もう一度、日本海を遠望する。海の青が輝いている。

ナナカマドの花が咲き始めていた。

紅葉平のあずま屋は、少し傷みがみられる。
イロハモミジが一面に植えられた美しい場所なので、きれいに再整備して
もらえたらありがたいのだが、一般観光客はここまでは来ないか…

樹林の間が一瞬途切れ、ちょうど来日岳の山頂が覗けた。
林道歩きが長かったが、時々、距離も示された標識があって頼りになる。

大師山の山頂に到着。
城崎ロープウェイの山頂駅と、温泉寺の奥之院がある。
山頂駅にはカフェがあり、展望広場では「かわらけ投げ」が楽しめる。

展望広場からは、温泉街が眼下に望める。

ロープウェイに沿った参道を下る。

城崎ロープウェイには、珍しく中間駅が存在する。
そこには温泉寺の本堂、多宝塔などがあり、本堂の十一面観音を拝める。

石段の参道を下り、境内を出ると城崎温泉の元湯(源泉)へ。
隣に「城崎ジェラートカフェChaya」、足湯、休憩ベンチなどがあり
観光客が集まる場所だ。

大谿川(おおたにがわ)の両側に温泉街が続く。
2015年の火災から復興し、若者や外国人目当ての新しいテイストの店も増えてきている。

城崎温泉駅にいちばん近い「さとの湯」が立替工事中のため、この日は
「地蔵湯」に立ち寄った。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、熱めの温度設定。

入浴後は、温泉街で小腹を満たした。
写真は豆乳を用いたクラフトビールと、ウニコロッケ。
ドライバーのMr.Dashは、もちろんビールはおあずけ。