Mr.Dashのぶろぐ館(新館)

関西の山々や日本アルプスが大好き。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージⅡ)、山岳ライターでもあるMr.Dashのブログです。Gooブログのサービス停止(2025/11)により、引っ越してきました!

2026年3月25日(水) [滋賀]佐目のミツマタ群落、保月のフクジュソウを観に行く!!

■メイン写真
廃村・保月に咲くフクジュソウ

■今回のコース
①「多賀町のミツマタ群落」臨時駐車場→群落入口→群落
②保月・照西寺→群落
③河内の風穴

もともと、廃村・保月を起点にフクジュソウで知られる鍋尻山をピストンし、さらに
クルマで移動して、佐目のミツマタ群落から高畑山を往復する、ダブル花見と
ダブルピーク踏破を計画していたが、あいにくの雨模様。鍋尻山へのアプローチは
登山道が濡れるとかなり厄介ということで、山頂には行かず、花のほうを楽しむことに
した。

まずはミツマタ群落へ。
雨雲レーダーでは、最も薄い水色がかかっているが、さいわい、雨は降っていない。
臨時駐車場(無料)へ。300mほど車道を西に戻る。

車止めが施された群落の入口。協力金200円をポストに入れる。

ものの数分で、ミツマタが道端に現れる。

キブシも、もうじき咲きそう。

斜面一面に咲くミツマタ。

ちょうど満開を迎えていた。

谷筋をミツマタの芳香が流れていく。幸せな時間だ。

続いて、激狭の林道をクルマで廃村・保月へ。
かつては多賀大社への参拝客のための宿場町として、一説には最大600人が住んで
いたという集落も、1976年に定住者が0人に。以降、元の住民が一時戻ったりする
ケースがあったらしいが、2000年代序盤に再び0に。

しかし、我々が廃村に到着したときには、古民家に軽自動車で来ている人がいた。
照西寺も、行事の際には元の村民たちが戻ってきているようで、完全に人の気配が
消えているわけではない。

照西寺の軒先で昼食を摂っていたら、とうとう小雨が降り始めた。
携帯は圏外なので、雨雲レーダーは見られないが、これから雨脚は強くなるだろう。
ひょっとしたら鍋尻山へ行けるのではと、わずかに望みを抱いていたが、
この雨で完全に諦めがついた。

そこで、山には登らずに、近隣に咲いているフクジュソウ観察会に変更。

フクジュソウはちょうど満開状態。

お客様も歓声を上げる。若い株を踏まないように細心の注意を払う。

廃村のひなびた風景とも妙にマッチする。

人が住んでいる頃から咲いていたのか、廃村後に勢力を伸ばしたのか。

ここのフクジュソウは、おしなべて花が大きく、茎も長い。

最後に、雨でも影響がない河内の風穴(かざあな)へ。
遠くで大きな枝が揺れ、キャッキャッと声がしたので視線をやると、
お猿さんの群れが斜面を駆け上がっていくのが見えた。
口笛を吹いたら、一匹、目を合わせてくれた。

受付で500円を支払い、沢沿いの山道を少し登る。
沢の流れ、さながらミニ奥入瀬のよう。

ユリワサビの花。

ネコノメソウ。

いよいよ洞内へ。

巨大な空間が広がる。
霊仙山系のカルスト地帯を、長い年月をかけて水が侵食した巨大洞窟で、
55万年前にできたとされる。総延長10km以上、日本で3番目の規模だ。

探検隊の気分。

テングコウモリが数匹、天井にぶら下がっていた。
ワイワイガヤガヤの我々に「うるさいな~」という感じ。

冒険ムード満載のハシゴもある。洞内の温度計は5度を示していた(寒っ!)。

クルマに戻ったら、ステップにヤマビルが!!
たぶん保月で拾ってきたのだろう。あのあたりは、暖かくなるとヒル天国である。
消毒用のアルコールを噴射し、気の毒だがご昇天いただいた。
血を吐かなかったので、誰も被害を受けていなかった。
全員、再度ヒルチェックをしてクルマに乗り込んだ。
まだ3月、気温9度なのに、ヒルを拾った。こんなのは初めてのことだ。