Mr.Dashのぶろぐ館(新館)

関西の山々や日本アルプスが大好き。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージⅡ)、山岳ライターでもあるMr.Dashのブログです。Gooブログのサービス停止(2025/11)により、引っ越してきました!

2026年1月17日(土) [台高]M社のツアーで、今年も高見山へ。霧氷ゼロの「無氷」!!

■メイン写真
高見山の山頂から、西に延びる高見山地を俯瞰する。三峰山にも雪は見えない。

■今回のコース
高見登山口→小峠→(伊勢本街道)→大峠(高見峠)→高見山→平野分岐→高見杉→たかすみ温泉


M社のトレッキングツアーで、恒毎年例となっている高見山へ。
昨年は立派な霧氷ができていたが、今回は皆無。霧氷ならぬ「無氷」だった。
雪も一部の日陰の斜面を除き、とくに登山道上には全く残っておらず、
この時期には珍しくアイゼンも必要なかった。

高見登山口をスタートし、山の神で安全登山を祈る。

撞木松。鐘をつく「撞木」のように枝が延びているからなのだが、
もう枯れてからかなり経つ。
高見山の主要ルートには、各所に由来や伝説を説明した看板があり楽しい。

小峠。ここは冬場いつも冷たい風が吹き抜けている。
たいていの人は、ここから直登し、平野分岐へと上っていくが、
我々は伊勢南街道をそのままたどり、大峠をめざす。

小峠は、今は林道が抜けているが、林道の少し上部に、当時の街道の道標と
考えられる地蔵がある。街道がここを通っていたのか、林道建設の際にここに
移設されたのかは分からない。

伊勢南街道を東へ進む。
途中にある「盗人岩」の標識。300m上がったところに、山賊が棲んでいた岩が
あり、その洞窟は4畳ほどの広さがあったらしい。
いつもネットで調べてみるが、「盗人岩」を発見したという人の報告はまだ見ていない。
ちなみに、標識がある場所の標高は約860m、尾根を忠実に詰めると仮定したら、
だいたい揺岩(約1,100m)あたりになるはず。標識の場所から、300m標高を上げると
1,160mとなり、尾根より高くなってしまう(笑)。
水平距離で300mあたりに、果たして洞窟のある巨岩が存在するのだろうか。

石垣と古い橋。こういうのが残っているのも、旧街道の魅力である。

大崩壊地跡。
この工事が長いことかかって、直下を通る林道はずっと通行止めだったのを思い出す。

大峠。伊勢南街道における最大の難所。

三峰山が見えた。あちらも雪はなさそうだ。

大峠からは、標高差約350mの急坂となる。
途中の休憩ベンチから南側に広がる台高の山並みを望む。

急坂だが、広葉樹がきれい。登山道はジグザグに切られているので、見かけほど
きつくない。

高見山山頂に到着。
天気は快晴、暖かい!!
しかし、お目当ての霧氷はゼロ、雪さえもほとんど見られなかった。

昼前に山頂に到着し、避難小屋で昼食を摂ったが、全員、座って食事できた。
この時期の土・日なら、まるで通勤電車のラッシュのような混雑もありうるが、
この日はすいていた。
大手のツアーがなかったのか、霧氷が出ていないだろうと予想してハイカーが
敬遠したか。

山頂直下から、曽爾の屏風岩方面を眺める。
時季外れの黄砂の影響は少し感じたが、それでも、なかなかの眺望だった。

国見岩で、神武東征のお話を少しばかり披露。

平野分岐からは、最近延びてきた林業用の作業道に絡みながら下山する。
一斉伐採は、いつ行われるのだろうか。それとも間伐のみの目的か。

高見杉。50年近く前に立てられた標石に、樹齢700年とある。

たかすみ温泉に下山し、ほっこり温まった。
冬の登山の〆は、やっぱり温泉だ。