
■メイン写真
桜の森広場からは、熊野灘の入り組んだ海岸が一望できる
■今回のコース
健康とゆとりの森駐車場→展望の丘→方六山(塩受山)→堂ノ谷の頭→九木峠→荒神堂→
八鬼山峠→八鬼山→桜の森広場→八鬼山峠→荒神堂→九木峠→(林道)→駐車場
新年最初の3連休を使っての宿泊山行は、雪山を敢えて避け、温暖な尾鷲へ。
3日間、ほぼずっと晴天に恵まれ、オーシャンビューを堪能できた。
たまたまではあるが、この3日間は北日本や日本海側の地域は大荒れ模様だったので、
南に逃げていてよかった。

尾鷲に着くのは昼前。歩ける時間が限られているので、この日は短縮行程。
標高約570mの健康とゆとりの森駐車場までクルマで上がる。
目的の八鬼山やでは標高差約100mほどですむ。

まずは展望の丘へ。歩き始めて15分ほどで、さっそくオーシャンビューを楽しむ。

本日最初のピーク、方六山(塩受山)は、三角点はあるものの、樹林に囲まれていて
展望はない。

少し下ると、林道に出るが、100mほどでまたすぐ右の山道に入る。

登山道脇の岩の上から、大台ヶ原方面の展望が広がる。

望遠レンズで見ると、日出ヶ岳の展望台がシッカリ見えた。

堂ノ谷の頭(573mピーク)。ここも眺めは得られない。

すぐに九木峠に到着。九鬼と尾鷲を結ぶ峠である。
石仏が道中の安全を祈っているようだ。

ここからは熊野古道伊勢路に合流する。古い石畳の道。じつに歩きやすい。

荒神堂が見えてきた。
ここは西国三十三番一番札所の前札所として、巡礼者が訪れたという。
近くには、山賊を退治した山伏の万宝院の墓がある。

荒神堂の前には、荒神茶屋跡が残る。昭和初期まで茶屋があったという。
今も建物の礎石が残っている。また、清潔に保たれた公衆トイレがある。

いよいよ八鬼山峠への登りだ。

道中、古い石仏が次々に現れる。

八鬼山峠に到着。
三木里へは、明治道と江戸道に分かれるが、現在、明治道は通行禁止だ。
かつて山賊が出没したという物騒な峠。

八鬼山峠にあるあずま屋。向こう側の樹木が、眺めを邪魔している。

八鬼山峠をほんの少し上がったところが、八鬼山のピークであるが、
ここも眺めはない。この日踏んだ3つのピークは、すべて展望が得られない。

300mほど奥に入ると、桜の森広場に着く。

広場になっていて、熊野灘のワイドビューが楽しめる。
天気が良ければ、志摩半島から那智山まで望めるというが、確かに左のほうに
目を転じると、志摩半島とおぼしき陸地が見えた。

ゆっくり景色を味わったあと、九木峠に戻り、そこから往路と同じ山道を
とることはやめて、直下の林道に出る。
せっかくなので、別の道を歩いてみようというわけだ。

途中、台高山脈南部の山々が展望できた。

クルマに戻り、この日の宿に入る前に、熊野古道センターに立ち寄った。

そこに展示されていた、在りし日の荒神茶屋の絵図。
当時の賑わいに思いを馳せた。