Mr.Dashのぶろぐ館(新館)

関西の山々や日本アルプスが大好き。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージⅡ)、山岳ライターでもあるMr.Dashのブログです。Gooブログのサービス停止(2025/11)により、引っ越してきました!

2025年9月21日(日) [白神山地]高倉森へ、ブナ原生林でクマ棚を発見!!

■メイン写真
高倉森登山道では、大きくイキイキと生長したブナが数多くみられる。

■今回のコース
アクアグリーンビレッジANMON⇒津軽峠→(高倉森登山道)⇒高倉森→津軽峠→
マザーツリー→(ぶな巨木ふれあいの径)→白神いざないツリー→トラノ沢林道入口⇒
アクアグリーンビレッジANMON⇒道の駅 津軽白神 ビーチにしめや

9月20日から23日まで、かねてより行ってみたかった白神山地のブナ林と、岩木山
歩いてきた。
白神山地は、当初は暗門の滝に行く予定だったが、8月20日に水害のためルートが
閉鎖され、今シーズンの入山を終了したため、ブナが美しい高倉森に変更した。

新幹線を乗り継ぎ、新青森へ。さらに奥羽本線弘前へ。

出発前夜の夕食で、青森名物のせんべい汁を初めて食べた。
もともとは八戸の郷土料理だという。意外にもあっさりした出汁でGood!

21日、朝一番にレンタカーで津軽峠を目指す。
津軽白神湖の南側を貫く県道28号で、サルの群れに出くわした。

アクアグリーンビレッジANMONから津軽峠に向かう未舗装道の途中では、
ヤマドリの群れも見かけた。

津軽峠の駐車場に到着。小雨が降っている。

雨具を着こんで、高倉森登山道に入る。

ホオノキの葉がでかい。

ぬかるみを避けながら進む。

ブナの森は、小雨を受けて喜んでいるかのようだ。

樹齢200~300年クラスの大ブナが珍しくないという贅沢。

巨樹があるたびにカメラを向ける。

今回の山行では、同じような角度の写真がいっぱい。
ブナ好きとして、はしゃがざるを得ない。

ツキヨタケの群生。

ふとブナの枝を見上げると、少し前に使われたと思われるクマ棚があった。

その木の樹皮をみると、クマの爪形がクッキリ。

オオカメノキは、早くも紅葉しかけているものもあった。
オオカメノキの葉も、雪国にありがちだが、葉のサイズが大きい。

道中、一か所だけ進行方向左側(東側)が開ける。
岩木山が見えるはずだが、あちらは雲に包まれていて、4~5合目あたりから上が
まったく見えない。

高倉森の静かな山頂に到着。
三角点と、明らかに齧られた跡が残る山名表示標識があるだけ。
リョウブの木陰で小雨を避けながら、ここでランチタイム。

そのまま登山道を下り続けたら、アクアグリーンビレッジANMONに出るが、
この日は往路を戻る。
津軽峠の駐車場でトイレ休憩をはさむ。
少し雲がはけて、白神山地西部の山々が見えた。左が向白神岳、右が太夫峰だ。

続いて、マザーツリーへ。
かつて当エリアのシンボルであったマザーツリーは、2018年の台風21号で
幹が折れ、その後のケアの甲斐もなく昨年、枯死が確認された。
現在は倒壊が懸念されるため、近くには寄れない。

ところどころコンクリート舗装が施され、なかば遊歩道のようになっている
「ぶな巨木ふれあいの径」に入り、トラノ沢林道入口へと歩を進める。
足元に青ミズの群落をながめつつ行くと、幹回り5mは超えていそうな巨大ブナを
みつけた。

小さな沢が流れている横には、これまた立派なサワグルミ。

ホオノキも、過去に見た中でも最大級のものがあった。

マザーツリーの後継樹は、名称が公募された結果、「白神いざないツリー」と
なった。地元の西目屋小学生の門藤琳音さんが考えた「いざないツリー」をもとに
考案されたという(朝日新聞の記事による)。

アクアグリーンビレッジANMONに下りてきた。
りんごのソフトクリームで、ほっこりした時間を過ごす。
来年以降、暗門の滝コースが復活したら、ぜひ来てみたい。

ホテルに戻る途中、道の駅 津軽白神 ビーチにしめやに立ち寄った。
ここにもモンベルのお店が入っていて驚いた。
一日中、大気が不安定だったが、そのおかげで虹が出た。