Mr.Dashのぶろぐ館(新館)

関西の山々や日本アルプスが大好き。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージⅡ)、山岳ライターでもあるMr.Dashのブログです。Gooブログのサービス停止(2025/11)により、引っ越してきました!

2025年8月31日(日) [カヤの平高原]ブナの大原生林から北ドブ湿原、八剣山を歩く!

■メイン写真
ブナの原生林がひつすら続く。究極の癒しである。

■今回のコース
カヤの平高原駐車場→登山口→(西コース)→5差路の分岐→北ドブ湿原→八剣山分岐→
八剣山→八剣山分岐→八剣山歩道分岐→5差路の分岐→(東コース)→信州大学ブナ
原生林教育園→登山口→カヤの平高原駐車場


信州の湿原めぐりの2日目。
長野県木島平村にあるカヤの平高原には、北ドブ湿原、南ドブ湿原の2つの湿原が
ある。今回はブナの大原生林と、北ドブ湿原を訪ねてみた。

清水平林道は、5月下旬に通行可能になる。6月初旬は南ドブ湿原でミズバショウ
咲くという。

駐車場の横にあるカヤの平高原総合案内所で、簡単な入山届を書き、ポストに
投函して出発だ。

カヤの平高原ロッヂ側にある登山口には、ルートの案内板がある。
クマは今シーズン、7件の目撃があり、6件は林道(車道)で、1件は木道で単独行の
女性が2mの距離で遭遇(無事)したという。用心に越したことはない。

はじめはシラカンバとダケカンバの混成林。美しすぎる。

じきにブナ林に変わる。カヤの木平は、樹齢200~300年のブナ原生林が広がり、
「日本一美しいブナの森」とも言われるほどだ。

大量のツキヨタケが生えたブナ。道中、何本も見かけた。

朝の、横から入る日光がブナの幹を照らす。

キノコはたくさん出ていた。市街地はこの日も36度の予報だが、山は秋の気配。
タマゴタケも多く見られた。

5差路の分岐に到着。ちょっとした広場になっている。
丸木を利用したベンチがひとつ設置してある。

ビロードのような薄毛で覆われたキノコ。種は特定できなかった。

北ドブ湿原に到着。「ドブ」は、古語(やまとことば)で「湿地」の意。
下水を流す溝のことではない。
木道は、ところどころ傷んでいるので、歩行には注意を要する。

ウメバチソウが、いい感じで咲いていた。

イワショウブも多く見られた。
ショウブの名がつくが、チシマゼキショウ科イワショウブ属の多年草だ。

トリカブトも花期にさしかかったようだ。

ツノハシバミの実。特徴的なカタチ。熟せば、中の種子は食用になるという。

せっかく来たので、ひとつはピークを踏んでおきたい。八剣山へ向かう。
はじめの急登は、標高差60mくらいだが、やはりブナが美しい。

最後は傾斜が緩むものの、今度は背丈以上のネマガリダケのブッシュ。
楽はさせてくれない。

八剣山の山頂は、やはりネマガリダケに囲まれ、展望皆無。
三角点があるだけで、4、5人が立てるスペースしかない。
長居しても、クマに遭えるだけだろうから、早々に引き返す。

もとの周回路に戻った。

ブナ林の中には、かなりの大木も見かける。
奈良県のブナは、なんとなく元気がないが、ここのは老木でも元気がみなぎる。

カケスの羽根。この水色が綺麗だ。
他に、バラされたヤマバトらしき羽根が散乱しているのも見た。

信州大学ブナ原生林教育園で見つけたタマゴタケ。

ムラサキシメジか?

登山口に戻ったら、朝は見かけなかった牛の群れが。
カヤの平牧場が隣接しているのだ。

大汗をかいたので、帰りに飯山市内で「天照石温熱浴 みゆき野癒」に立ち寄った。
露天風呂は、源泉かけ流しで、1000メートル以上の地中深くから湧出する淡褐色で
濁りのある塩化物温泉だ。やはり登山には温泉が欠かせない。


【この日、見かけた主な花たち】

■キバナノヤマオダマキ

ゲンノショウコ

キンミズヒキ