
■メイン写真
東篭ノ登山への登路から見た富士山。このあと雲間に隠れた。
■今回のコース
奈良原温泉・あさま苑⇒池の平駐車場→東篭ノ登山→西篭ノ登山→東篭ノ登山→
池の平インフォメーションセンター→村界の丘→雷の丘→雲上の丘広場→見晴岳→
三方ヶ峰→鏡池→放開口→グリーン広場→池の平駐車場
8月最後の週末は、予定していた山行が中止になったため、気になっいてた信州の
湿原を2か所、今後の下見を兼ねて歩いてきた。
29日に自宅を出発。前泊地を目指し、クルマを走らせる。

途中に立ち寄ったのは、長野県東御市にある江戸時代の名力士・雷電為衛門の生家。
事前に調べていたわけではなく、通りがかりに標識を見つけた。
もともと雷電が建てた家は老朽化したため、1984年、関係者の協力で復元された。
東御市の文化財として公開されており、中に入れる。

続いて立ち寄ったのは、チーズのスイーツを手掛ける「アトリエ・ド・フロマージュ」の
「森のチーズテラスショップ」。
ちょと贅沢して、ともちゃんがマスカルポーネシュー、Mr.Dashがクレームブリュレを
注文。リッチな味わいのチーズクリームに舌鼓。

そこから数分で、前泊の宿、奈良原温泉・あさま苑に到着。
大正時代に建った、年季の入った建屋。
ここの温泉は、源泉かけ流し。日帰り入浴はやっていない。
泉質は、メタケイ酸、メタホウ酸、炭酸成分が豊富で、湯の花が踊る茶褐色の濁り湯。
古くから「美肌の湯」として知られる。

30日朝、湯の丸高原の奥にある池の平湿原へ。
駐車場は9時の時点で8割がた埋まっていた。林道が7時に、駐車場が7:30に開くので、
朝早くに行ったところで停められない。駐車料金は600円だ。
避難小屋が併設された池の平インフォメーションセンターで少し情報収集してから出発。

インフォメーションセンターのすぐ近く、ある場所に立つと見える富士山。
まずは湿原ではなく、絶景が自慢の東篭ノ登山をめざす。
昼になると雲が出てきて、展望が楽しめなくなるから、先に登っておきたい。

マルバダケブキが咲く。花期はそろそろ終わりのようだ。

はじめはコメツガなどの針葉樹林が主。

かなり年季が入った標識。
「東部町」とあるが、2004年に北御牧村と合併して、今の東御市となっている。

上部は露岩の道になる。

途中で休憩することもなく、東篭ノ登山に到着。登山口からちょうど1kmだ。
360度のすばらしい展望。浅間山の山頂部がチラッと覗く。


続いて西篭ノ登山へ。東篭ノ登山からは600mほどしか離れていない。

少しの登り返しで、あっという間に到着。こちらの展望は180度くらい。

東西のピークの間には、コマクサの群落がみられる。
花期は終わっていたが、貴重な生き残りがあった。

登山口に戻り、木陰のベンチで昼食の菓子パンにかぶりつくと、いよいよ午後は
池の平湿原を目指す。
「見晴歩道」という尾根伝いの道からアプローチ。

雲上の丘広場から、さっき登ってきた東西の篭ノ登山を振り返る。

尾根道から池の平湿原を見下ろす。

見晴岳に到着。ごつごつした火山岩が散乱する。

南側が大きく広がっている。
蓼科山など八ヶ岳連峰の山々と、左奥に南アルプスの北岳が見えているようだが、
初めて見る角度からで、実感がわかない。

最後のピーク、三方ヶ峰を踏む。
この日は全長8km程度のミニハイクだが、4つのピークを踏んだ。

池の平湿原に下りてきた。一面のササ原だ。

鏡池。
水面が見えているところは、池の平湿原ではここだけだ。

湿原エリアは木道がつけられている。
湿原からは、まっすぐに緩い坂を登って、登山口に戻る。
日なたでは、日差しが少しきつく感じたが、気持ちのいい歩行を楽しめた。
明日はまた別の湿原を歩く。そのため飯山市内の宿へと車を走らせた。
【この日、見かけた主な花たち】

■ハナイカリ
ランのようだが、リンドウ科の植物。

■イワインチン
岩茵蔯と書くそうだ。「茵蔯」とは、カワラヨモギの感名。

■ハクサンオミナエシ

■エゾリンドウ

■シャジクソウ


■ヤマラッキョウ
湿原にて。

その他、ハクサンフウロ、マツムシソウ、ミヤマセンキュウ、トモエシオガマ、
シラタマノキ(実)、コケモモ(実)、ゴゼンタチバナ(実)、オオカメノキ(実)、
オンタデ、ノアザミ、ウメバチソウ、ミヤマアキノキリンソウ、キオンなどを見た。