Mr.Dashのぶろぐ館(新館)

関西の山々や日本アルプスが大好き。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージⅡ)、山岳ライターでもあるMr.Dashのブログです。Gooブログのサービス停止(2025/11)により、引っ越してきました!

2025年3月20日(木)~23日(日) [小豆島③]3日目、ちょっぴりスリリングな馬の背ルートから寒霞渓へ!


■メイン写真
馬の背ルートの岩稜を歩く

■今回のコース
3/20 神戸港⇒(ジャンボフェリー)⇒坂手港⇒第60番・江洞窟⇒道の駅小豆島オリーブ公園
    ホテル[泊]
3/21 ホテル⇒三太郎うどん工場跡前(登山口)→天恵→西の石門→四方指・大観望展望台→
    四方指展望台→四望頂展望台→(表十二景)→老杉洞展望スポット→紅雲亭→登山口
    ⇒サン・オリーブ温泉⇒ホテル[泊]
3/22 ホテル⇒登山口→(馬の背ルート)→ロープウェイ山頂駅→(裏八景)→松茸岩→
    第18番・石門洞→神懸遺跡→第20番・仏ヶ瀧⇒タケサン農園⇒小豆島酒造CAFE&BAR⇒
    ホテル[泊]
3/23 ホテル⇒二面ダム登山口→飯神山最高点→飯神山三角点→登山口⇒第31番・誓願寺
    ⇒小豆島ラーメンhishio⇒土渕海峡⇒第54番・宝生院⇒金両醤油⇒マルキン醤油⇒
    坂手港⇒(ジャンボフェリー)⇒神戸港


3泊4日の小豆島遠征の3日目。
この日は寒霞渓へのスリリングな岩稜が続く「馬の背ルート」に挑む。
馬の背ルートは、寒霞渓のロープウェイと裏八景遊歩道の間の岩尾根で、
ある程度、岩場に慣れている人にとっては、ちょうど手ごろな楽しさを味わえる。

猪ノ谷橋のたもとから階段を上り、舗装された裏八景の遊歩道に合流する。
「石門へ四丁」の標石がある橋の手前で、左の山中に入る。

すぐに岩尾根に出ると、のっけから絶景が目に飛び込んでくる。

行く手には峨峨たる岩峰が折り重なる。
左の尖峰は玉筍峰、右奥の赤い岩のドームが気になる。

岩尾根といっても、足場は安定している。丁寧に行けば問題ない。

さっき見えていた赤い岩のドームは、右から回り込む。
すぐ横に、真っ赤な岩が迫る。

昨日、歩いた西の石門がある四方指の南尾根。

固定ロープは、序盤に1ヶ所あるのみ。ここも丁寧に行けば、見かけほど難しくない。

開放的な尾根歩きは、楽しくって仕方ない。

岩峰の上でポーズ!

礫岩が風化を受け、残った部分が絶妙なバランスで屹立する。

そういう岩が連続して飽きない。これは意外に小さい岩。

屏風のような岩壁が幾重にも重なる。

しだいにロープウェイが近くなってくる。
馬の背ルートでは、3回、岩の上からロープウェイに接近できる。
最初の岩上からは、ちょうど鉄塔のところですれ違うゴンドラが見える。

ゴンドラに乗っている人たち、こっちに気づくかな?

少し登り、2番目の岩上には立派な枝ぶりのアカマツがある。
我々の足元は、スパッと垂直に切れ落ちている。

玉筍峰のすぐ脇をロープウェイが通る。乗客にとっては迫力の瞬間だろう。
こちらとは、地形図的には50m強の距離がある。

3番目の岩上からは、ロープウェイの駅と展望台がもうすぐそこに見える。
展望台にいる観光客の声が聞こえてくる。

詰めは樹林帯の中に入る。
直登できるものなら、ロープウェイ駅の売店裏あたりに出ると思われるが、
眼前にオーバーハングの巨岩がそそり立ち、手も足も出ない。
ここは右へ100mほどトラバースすると、突然、裏八景の遊歩道に出る。

ほんのわずかで、ロープウェイ駅の広場に到着。
長いようで短い、馬の背ルートの冒険だった。

展望台で景色を楽しみ、休憩所で昼食を摂った。

下山は、裏八景遊歩道を使う。遊歩道から見える奇岩には、やはりユニークな
名前が付けられており、説明板も完備している。

少し下ったところにある松茸岩。

松茸岩で振り返ると、鹿岩が見える。

どんどん下っていくと、石門(東の石門)に着く。
昨日、道なき道をたどって行った西の石門よりも、橋の幅が細い。

門を下で記念写真。規模の大きさがよくわかる。

石門の直下には、小豆島八十八ヶ所霊場の第18番・石門洞がある。
ここも、断崖の岩屋の中にお堂がある。
小豆島の八十八ヶ所霊場のうち、このようなタイプの山岳寺院は14ヶ所ほどある。
すべて弘法大師ゆかりの真言宗の寺である。
第18番・石門洞のご本尊は、珍しい将軍地藏だ。

幟岳。尖峰が多い中、四角い岩峰は珍しい。

大亀岩。手前の岩壁が甲羅で、奥の尖峰が首という、なかなか立体的な構成。

螺貝岩。これは見てのとおり、巻貝状に斜めの摂理が見える。

この螺貝岩の根本には洞窟があり、そこは縄文~弥生時代の土器などが出土した
神懸遺跡がある。
少し下って橋を渡り、落ち葉が積もった脇道を歩くこと約5分、神懸遺跡の洞窟に到着。
狩猟の途中に寝泊まりしていたと考えられている。

下山して、すぐのところにある第20番・仏ヶ瀧に立ち寄る。

洞内に仏殿が鎮座する。道内の壁には石仏がずらりと並んでいた。

宿に戻るには時間が早いので、タケサン農園に寄ってみた。
たまたま前夜、テレビでここのカワヅザクラミモザが見ごろを迎えていると知った。

カワヅザクラ越しの大嶽。いずれ行ってみたい大岩壁の山。

最後に、小豆島酒造CAFE&BARでカフェタイムを楽しんだ。
小豆島酒造は、島唯一の酒蔵だ。
酒粕入りのケーキ、アイスクリーム、餡など、スイーツには必ず酒粕が入っている。
それが絶妙に旨い。もちろん、呑める人は、ここの酒を飲み比べできる。