Mr.Dashのぶろぐ館(新館)

関西の山々や日本アルプスが大好き。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージⅡ)、山岳ライターでもあるMr.Dashのブログです。Gooブログのサービス停止(2025/11)により、引っ越してきました!

2021年10月3日(日) [金剛]二上山の岩稜ルート「祐泉寺東尾根」を歩く!


■メイン写真
祐泉寺東尾根から見た二上山雄岳


■今回のコース
二上神社口駅→道の駅ふたかみパーク當麻→大池→裏向不動→祐泉寺→二上山雌岳→
馬の背→出逢いの広場→銀峰→アタラシ池→畑城(岡城)登山口→春日神社→二上山駅

10月に入ったのに、30度を超える暑い日となった。
この日は手近な山、二上山へ。すべての谷、尾根になんらかの道が通っていると
言っても過言ではないこの山。この日は奈良県側からアプローチし、岩場からの絶景が
楽しめる祐泉寺東尾根を歩いてきた。
下山は、北尾根から銀峰を経て畑城(岡城)登山口へのルートにした。



傘堂。この一本柱の珍しい形のお堂は、郡山藩主・本多政勝の菩提をとむらうために
1674年に建てされたという。有名な彫刻職人・左甚五郎の作と伝わる。



裏向不動。役行者が刻んだ不動明王だが、霊力が強すぎて人を寄せつけないため
裏向けに倒されたという。



祐泉寺の門をくぐってすぐの石段を上がる。五水不動堂を横目に、さらに急登する。
尾根道はハッキリしている。



最初の岩場。岩は安定していて楽に登れる。



岩稜の小ピークにはアカマツの若い樹が一本。



東側が開け、青垣の山々、大和盆地が一望できる。



さらに急坂を登っていくと、パーティの前のほうが何やら騒がしい。
巨大なヤマナメクジがいた。ウ○コじゃないよ。

狭い尾根道だが、途中に古い石垣、人為的な平坦地、炭焼き窯跡などが見られ、
最後の急坂をこなすと、雌岳直下のあずま屋に出る。



雌岳の山頂は雲一つない青空で視界もクリアだったが、気温は30度に達していた。



馬の背トイレ休憩していたら、Hさんの帽子にいつの間にかオオカマキリが。
居心地がよかったのか。



北尾根をたどり、出逢いの広場へ。



今度は西側、大阪平野の眺めが広がる。富田林のPLの塔が印象的だ。
少し風が凪がれていて、涼しさを感じた。



銀峰の標識は、地形図の396mピークよりも200mほど北に下ったところに
ついている。地形図を見ると、標高は360m台しかない場所だ。
古い登山地図では、396mピークが銀峰となっている。
仮に、この場所が正しい銀峰だとしても、標高は明らかに誤りだ。
手製の標識をつけたがる人もいるが、こうした明らかなミスはいただけない。



北尾根の道はぐるっと東へカーブしていく。歩きやすいように足場を切ってある
岩場を下っていく。その下はU字型の溝のような道になり、いつもジメジメして
滑りやすいところだ。蒸し蒸しした空気が淀んで暑い。



アタラシ池付近には、長い三葉をもつ大きな松が多く、松ぼっくりも巨大だ。
たぶんダイオウショウではないかと思うのだが。三葉の松にはリギダマツというのも
あるらしい。



アタラシ池は水草で水面が見えないくらい。



上ノ池の脇を抜け、畑城(岡城)登山口の車止めに到着。短い行程だが1.5リットル
近くの水をは消費した。おつかれさまでした。