Mr.Dashのぶろぐ館(新館)

関西の山々や日本アルプスが大好き。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージⅡ)、山岳ライターでもあるMr.Dashのブログです。Gooブログのサービス停止(2025/11)により、引っ越してきました!

2019年3月17日(日) [播磨]桶居山を再訪、モウセンゴケを発見!


■メイン写真
この山容に魅了される!桶居山。スケールを5倍にすれば日本アルプス級!?


■今回のコース
ひめじ別所駅日吉神社→別所奥山→鷹ノ巣山→仙人岩→桶居山→深志野登山口→
御着城跡公園→御着駅


この日の登山教室は、播磨アルプスの西端、桶居山へ。
播磨アルプスというと、どうしても高御位山がメインになるが、高御位山への
縦走路を歩くと気になってくるのが、北西に見える端正な三角形のピーク、
桶居山である。「おけいやま」とも「おけすけやま」とも呼ばれる。



まずは日吉神社へ。
奉納額の絵が楽しい。
弁慶と牛若丸の京都・五条大橋での出会いのシーンの絵も掲げられているが、
ここ別所は、弁慶の生母の出身地なのである。



登山口は、知ってないと分からないほど地味。道標皆無。
小雨模様のうえ、これからコシダのブッシュに入るので、雨具を着てスタートする。



初春特有の、ちょっと臭いニオイがする。ヒサカキの花が、その源。
サカキ(本榊)の代用品として神前に供えることもある樹。
臭いのに、わざわざニオイを嗅ぎに近づいたりして。



播磨アルプスは、竜山石と呼ばれる溶結凝灰岩の岩でできている。
岩がちょっと濡れているので一歩一歩、注意しながら登る。



振り向けば、姫路市内が眼下に広がる。姫路城をみんなで探す。



雨が上がり、日が差してきた。青空も覗いてきた。これはラッキーだ。
登り坂になると暑さを感じるので、早々に雨具を脱ぐ。



露岩の尾根道は、アップダウンの繰り返しだが、登り・下りひとつひとつの距離は短い。



家島諸島から、はるか沖に小豆島とおぼしき影。
ついさっきまでは白く霞んでいたので、こんなに見えるようになるとは考えられなかった。



鷹ノ巣山を越えて、馬の背分岐を通過。
馬の背分岐は、鹿嶋神社への最短ルートだ。



桶居山分岐。ほとんどのハイカーは直進して高御位山に向かう。



仙人岩の上部。日が陰って、強い風が通り抜けると急に寒さを感じる。
厚くなったり、寒くなったりを繰り返す、変な天気だ。



最低鞍部への下り坂には、長い固定ロープが張ってあるが、岩の間から少量の
湧き水が滲み出して滑りやすくなっている。



足下に赤い斑点がいくつも見られたので、何かと思ってよくよく見たら、
食虫植物のモウセンゴケだった! 珍しいものを見られて感激。



ふたたび登り返し、風化してザレた道を西に転じる。
このあと、鉄塔か立つ鋭峰を裏から巻くと、前方にめざす桶居山が見えてくる。



桶居山の「穂先」を一気に登る。この岩場は急だ!
歩くことそのものが楽しく思えるのが、このルートのいいところ。



そして、山頂に到着。低山ながら、充実感たっぷりだ。



山頂直下にある「こけし岩」。絶妙なバランスを保っている。
とりあえず押してみるともちゃん。



温暖な播磨の低山らしく、早くもミツバツツジが咲き始めていた。
ただし、まだほとんどは蕾の状態なので、尾根がピンクに染まるのはもうちょっと先。



佐土新分岐付近から、山神社の岩場と桶居山を望む。



最後まで露岩のルート。そろそろ脚が疲れてくるころ。足下に気をつけて。



下山して御着城址に立ち寄るころには、すっかり上天気になった。


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