Mr.Dashのぶろぐ館(新館)

関西の山々や日本アルプスが大好き。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージⅡ)、山岳ライターでもあるMr.Dashのブログです。Gooブログのサービス停止(2025/11)により、引っ越してきました!

2018年3月23日(金) 浅井長政の居城跡(小谷山)と、織田信長の砦跡(虎御前山)を結ぶ


■メイン写真
番所跡を過ぎたあたりで、絶景のポイントに出る


■今回のコース
河毛駅⇒(コミュニティバス)⇒戦国ガイドステーション→追手口→出丸跡→望笙峠→
金吾丸跡→番所跡→御馬場跡→桜馬場跡→大広間跡→小谷山城本丸跡→中丸跡→
京極丸跡→小丸跡→大石垣→山王丸跡→六坊跡→清水谷分岐→岩尾→小谷山(大嶽城址)→
福寿丸跡→山崎丸跡→清水神社→小谷城千石歴史史料館→虎御前山登山口→柴田勝家陣地跡
→木下秀吉陣地跡→織田信長陣地跡→滝川一益陣地跡→ドコモ電波塔→丹羽長秀陣地跡→
見晴台→岩屋寺→蜂屋頼隆陣地跡→矢合神社→虎姫駅


織田信長による浅井(あざい)攻めの舞台、小谷山(おだにやま)。
長浜市の東側にある低山に、浅井長政の居城・小谷山城があった。
NHK大河ドラマの舞台にもなったこの山をぐるっと歩いてきた。



河毛駅からは、長浜市コミュニティバス・こはくちょうバスを利用する。



小谷城址口で下車する。ここには「戦国ガイドステーション」があり、
地元の語り部ガイドの方が詰めておられるようだ。
駐車場、トイレも完備されている。



番所跡までは舗装道を利用することもできるが、ここはやっぱり追手口から
山道を歩く。



出丸を経てさらに登っていくと、ほんのり青臭い匂いがしてきた。
ヒサカキが咲いている。春の到来を告げる"臭さ"だ。



道端にはスミレも咲いていた。



望笙峠で舗装道に一度接する。展望を楽しめる場所だ。



舗装道終点が、番所跡となる。
ポイントごとに詳細な説明板があり、ありがたい。



番所跡を過ぎてしばらくすると、眺めのよい場所に出る。
琵琶湖の対岸に比良山系が見えた。まだ上のほうは白いな。



このあたりはクマだけでなく、カモシカが出ることもあるようだ。
この日はどっちも見ることができなかった。残念。



アセビの花も咲いている。ここのは少しピンクがかっていた。



桜馬場跡の手前には、往路をしのぶ石段がみられる。
かなり大規模な山城で、感動させられる。



桜馬場跡は広く整地されている。琵琶湖方面の眺めがすばらしい。



そうか、ここで大河ドラマ「江~姫たちの戦国」が撮影されたのか。
お江役の上野樹里さんも歩いて来たのだろうか。



本丸跡に到着。最高点の小谷山(大嶽城址)へはまだ遠い。
落城寸前まで、長政が居住していたところ。
彦根城西の丸の三重櫓は、元小谷城天守と伝わっている。
大河ドラマでは天守は炎上していたが、実際はそうじゃない。



中丸跡、京極丸跡を経て、メインの道から東に少しだけ外れると、
この遺構最大の石垣が残っている。



山王丸跡を過ぎると、大嶽(おおづく)の直下に巨岩が見えた。

麓の寺を一カ所に集めたという六坊跡を過ぎるとすぐ、清水谷分岐に出る。
ここからは木段の急登だ。



途中で「岩尾」と呼ばれる展望地に出る。さっきの巨岩の上部になるのかな?
眺めを楽しみながら昼食をとっていたら、雨がぽつぽつと降ってきた。
ザックにカバーをかけ、折り畳み傘をさして先を急ぐ。



あっという間に小谷山城(大嶽城址)に到着。三角点がある。
土塁の内側が城址だ。もとの地形はどうだったのかと思うほど平らになっている。
レインウェアを着るほどでもないが雨がやまないので、すぐ下山することに。



福寿丸跡を過ぎたら、ようやく雨がやんで少し晴れ間も出てきた。



清水神社に下る。
時間があるので、小谷城戦国歴史資料館に寄ってみた。
パネル展示が中心だが、戦いの様子がよくわかり、勉強になった。



資料館の前の畑に、フキノトウがいっぱいあった。食べるにはちょっと遅いか。



さて、このまま帰ってもいいのだが、まだ時間がある。
ということで、小谷山の南にある虎御前山にも登ってみることにした。



この山は、信長軍が最前線の砦を築いたところだ。
木下秀吉を先鋒に、柴田勝家滝川一益丹羽長秀などそうそうたる武将の
陣地跡が残る。小谷山の様子がバッチリ見える。



地形図に「虎御前山」と記載されているピークが、木下秀吉陣地跡だ。



続いて、織田信長陣地跡へ。ここにも「虎御前山」の私製表示板がかかっていた。

虎御前山は、この戦国時代の砦だけでなく、西暦400~500年ごろの古墳群がある。
砦が造成された時にも破壊されずによく残ったものだ。



竹生島を見ながら快適な稜線歩きを楽しんだ。
信長は、竹生島も攻撃したらしい。



南側斜面は、キャンプ場など著しく開発されており、大きな見晴台もある。
最近は麓で「田圃アート」が実施されているというので、絵を楽しめる季節にも
来てみたい。
歴史のロマンにひたるのも、このあたりまでとなる。



矢合神社に下りてきた。登山口からゆっくり歩いて1時間ちょっとだ。
ここから虎姫駅へは20分とかからない。


※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!