Mr.Dashのぶろぐ館(新館)

関西の山々や日本アルプスが大好き。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージⅡ)、山岳ライターでもあるMr.Dashのブログです。Gooブログのサービス停止(2025/11)により、引っ越してきました!

2017年10月30日(月) 秋色に染まる愛宕山・ツツジ尾根と、荒れ模様の明智越


■メイン写真
色づくツツジ尾根から見た愛宕山

■今回のコース
保津峡駅→(ツツジ尾根)→荒神峠→表参道合流点→水尾分かれ→(水尾参道)→
清和天皇社→水尾集落→(水尾遊歩道)→明智越分岐→高瀬山→土用の霊泉→
石堂の森(峯の堂)→簾戸口→保津バス停⇒亀岡駅


登山教室の下見と、予てから歩きたかった明智越をセットで歩いてきた。



JR嵯峨野線(山陰線)の保津峡駅が、今回のスタート。
保津川の流れは、まだかなりの水量だった。



今年は夏以降の冷え込みがよく、赤系統の発色がいいように思う。



ツツジ尾根に取りついてしばらくは、かなりの急登だ。
しかし時折、絶景に出会えてうれしくなる。



黄葉が主体の、明るく開けた尾根を行く。



タカノツメがきれいな黄色になっていた。



中盤になると、右側が植林に変わる。
尾根の東側を巻き気味になったら、荒神峠(長坂峠)に着く。
横切る道は、「米買い道」と呼ばれ、かつて清滝の住民が、亀岡方面に
米を買いに越えて行った道なのだ。

荒神峠は直進。このコースで最も険しい登りが続く。



やがて傾斜が緩んだかと思うと、愛宕山表参道に合流した。
これ、逆コースを歩く場合は、この看板が目印だ。



水尾分かれには昼前に着いた。休憩舎でコンビニおむすびをパクつく。



表参道を観たら、大きな杉が倒れ、電線にひっかかっていた。
台風21、22号の強さを改めて実感。

山頂に行ってもよかったが、この日は水尾から、明智越を歩いて亀岡に抜ける。
そこで体力温存。愛宕山の山頂は最近、何度も行ってるので省略すると決めた。



水尾参道を下る。あとちょっとで軽トラでも走れそうな幅の、歩きやすい道だ。
道中、愛宕神社のいわれや、水尾の紹介など、いくつかの案内看板がある。



皇陵順拝と書かれた標石が傾いて埋まっている。
水尾集落の奥には、この地を愛した清和天皇(源氏の祖)が眠っておられる。



水尾集落に下りてきた。この村の、素朴ながらも京都らしい気品があり、
この雰囲気が昔から好きだ。



ここは、柚子の名産地として知られる。柚子風呂に入れる民宿もある。



清和天皇社。その名の通り、清和天皇を祀った神社だ。

嵯峨水尾バス停を過ぎて、水尾遊歩道に入る。



しばらく行くと、明智越の入口がある。
明智越とは、明智光秀が物資の輸送等のために整備し、自らは本能寺に手勢を
送り込む際に使ったルートのひとつだ。
細い橋は、歩くと軽くたわんで、少し怖かった。

U字にえぐれた登山道に水が流れており、歩きにくい。
山は、2つの台風の水分を貯め込んだままだ。



登り始めてしばらくすると、水尾の集落と愛宕山が一望できる。

東西に延びる明智越は、台風の北風をモロに受けたようで、
真新しい倒木がいくつも見られ、歩きにくいこと、このうえない。




途中、高瀬山に寄り道。展望のない、なんてことないピークでも、
これまで未踏だったので、嬉しい。
通算1,000座の達成には、こんな山も数のうち。



明智越の尾根道に戻る。倒木は相変わらずで、樹々がかわいそうなくらい。



土用の霊泉からは、京都の市街が見える。
明智光秀も眺めたのかな。どんな気持ちだったのだろう。



鐘撞堂跡の周辺の倒木は、とくにひどかった。



露出した岩が濡れてすべりやすい道を慎重に下り、保津城跡の搦手、簾戸口に
無事、下山した。



地元の醤油店、「京むらさき」タケモ醤油醸造さんの前を通る。

保津バス停に着いたら、バスは7分後に着くことがわかった。
亀岡駅まで歩くことも考えていたが、バス利用を即決。
亀岡駅ではちょうど京都行き快速がホームに滑りこんできたところで、
待ち時間ゼロ。京都駅でも待ち時間は5分。じつに効率よく帰れた。


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