
■メイン写真
鎌掛谷のシャクナゲは、早くも見頃を迎えようとしていた
■今回のコース
音羽城跡駐車場→音羽城跡→日溪溜脇の林道→土山町方面へ→砥山方面への
林道に合流→猪ノ鼻ヶ岳→(元の道を戻る)→音羽城跡駐車場⇒鎌掛谷「森の家」駐車場⇒
遊歩道入口駐車スペース→遊歩道(シャクナゲ群落)→鎌掛谷「森の家」駐車場⇒
正法寺(藤の寺)
登山教室の下見で、久しぶりに鎌掛谷にやってきた。
鎌掛峠で単独の登山者が引き返してくるのを見かけ、声をかけたら、
猪ノ鼻ヶ岳の一般登山道は、山主さんが伐採工事をしておられ立入禁止になっている
とのこと。入口に表示も掲げてあった。
なんとか別ルートで猪ノ鼻ヶ岳に登れないかと、あがいてみることにした。

まずは音羽城跡へ。
まだヤエザクラが咲いていてくれた。

公園のトリムで思わず遊んでしまう。こら、下見はどうした!

音羽城跡は、広々とした公園になっている。
かつて近江と伊勢を結ぶ山越えの伊勢路のひとつ「仁正寺越え」という交通の要衝に
あった堅牢な山城。応仁の乱の頃に、蒲生氏中興の祖・貞秀が築城した。
1522年に蒲生氏の家督争いが起き、音羽城は廃城となった。

井戸跡(写真)や、曲輪跡、抜穴跡などが残っている。
地形図をにらめっこしながら、通行禁止の箇所を避けて行けそうなルートを考える。
日溪溜脇の林業用の作業道を沢に沿って遡ってみた。

ひたすら林道を行く。
むしろ東隣の砥山へ向かっている感じで、かなりの迂回だ。

稜線上の整備された林道に出て、砥山を眺める。

山道に入ると、イワカガミがかわいい花を咲かせていた。

猪ノ鼻ヶ岳の山頂は、眺めもなく、雑木に囲まれているだけ。

かすかな踏み跡が残る西側稜線を下ってみた。
ここはもはや、お客さんを案内できるような道ではない。
地形図に残る鎌掛谷への破線を逐一確認したが、すべて廃道になっていたので、
仕方なく、来た道を音羽城跡へ戻った。。

音羽城の駐車スペースでは、ウワミズザクラが満開だった。
クルマを鎌掛谷に回送し、遊歩道を一周した。シャクナゲは、早くも見頃を
迎えつつあった。この春は、すべての開花が早い。

自治体サイトの紹介等にも、2万本の群落があると書かれているが、
いくらなんでも、そこまではないようだ。
それでも、標高300m前後という低い土地に、これだけのホンシャクナゲが
自生しているのは奇跡としか言いようがない。貴重な自然がいつまでも
残りますように。