
軽く沢登りに行こうと決まったのは前日の土曜日だった。
「香楠荘なう」というメールをよこしたIM川さんをたきつけて
鈴鹿・東多古知谷に出かけることにした。2人で沢、というのも珍しい。
前回行った記録を全く復習しないまま現地へ。
最近、記憶が飛ぶことが多い中年おじさんにとっては、まるで初めての
沢のように感じて、入渓口の堰堤さえも忘れていて「こんなんあったかなぁ」。

御在所岳への表道から、すぐに堰堤への踏み跡をとり、入渓。

細く、暗い流れである。
小滝を少し過ごせば、沢が二分する。前が涸れたルンゼ、右から20m滝が
降り注いでいる。水量は少なく、滝の左側を快適に登る。

中央部はコケが生えていて滑りそう。
登りきると、眼前に百間滝が現れる。鈴鹿山系でもトップクラスの落差、
70mを誇る。(トップ写真)
右下から登れそうにも見えるが、その上が読めない。ザイルも30mしか
持参していないので、ここは潔く右の巻き道をとる。
険しい登りをこなし、ドンピシャで落ち口に出ると、2人ともどこか嬉しくなる。

流れの中に、ダイモンジソウを発見。

後半は、小滝の連続。楽しいのなんの。
初めてここに来た時は、何度かザイルを出したはずだが、今日は全てフリーで通過。

どんどん続く小滝。IM川さんは健脚を飛ばし、ガンガン登っていく。
Mr.Dashは写真を撮りながら進むので、置いていかれがち。
ほどなく表道に合流。そのまま御在所岳の山頂部へ。
霧が立ち込め、意外に涼しい。
アゼリアで、温かい山菜うどんを食べる。

下山は中道をとる。
富士見岩から、雲母峰を見る。

地蔵岩。数年前に、うちの会社の海外向け社内報の表紙にも採用された奇岩。

おばれ岩。古いリングボルトが打ち込まれているが、登る勇気は出なかった。
片岡温泉「アクアイグニス」に寄って温まり、早々に帰宅。
パッパッと沢道具を洗い、ビールを飲んで、シアワセな日曜が終わった。