
新穂高温泉の手前、中尾から、クリヤ谷経由、錫杖岳に登る計画だったが、
天気が微妙。とりあえず現地に赴き、平湯キャンプ場に幕営することにした。

テントを張り終え、平湯温泉「ひらゆの森」に徒歩で向かう前に、
キャンプ場にあった「平湯の大ネズコ」の標識に惹かれ、寄り道することに。
皆、サンダル等のラフな足回りだ。
すぐそこにあるのかと思いきや、完全な山道で、しかも急坂。
おまけに途中で雨が降り始めるという事態に。

それでもたどり着いた「平湯の大ネズコ」は、確かに一見の価値ある巨樹だった。
さすが山岳部メンバー、足回りが悪くても転倒もせずに、見事に下山した。
「ひらゆの森」でゆっくり・まったりして、スキー場下にあるレストラン
「あんき屋」でおいしく夕食を済ませる。

夜はテントサイトでお決まりの宴会に突入する。道中で買った地酒に舌鼓。


やがて雨が降ってきて大テント内に移動。
ほどなく就寝となったが、雨は夜通し、降り続けた。
K日さんは、人生初の幕営体験だったが、よく寝られたという。安心。
15日の朝。行動日であるが、朝から雨、雨、雨。
これだけ降れば、クリヤ谷なんて渡渉できるはずがない。
一瞬、焼岳あたりに行き先変更も考えたが、雨足がひどく断念。
このまま帰るのも癪なので、平湯大滝を見に行くことにした。
平湯には何度も着ているが、わざわざ滝を見に行くのは初めてだ。

農業公園から、沢沿いの道を詰めると、水量が倍増した平湯大滝が眼前に
轟音とともに出現。これは、ものすごい。
落差64mは、雨が降っても変わるまいが、6mの幅は、今日は倍になっているようだ。

公園には広い足湯があるが、温泉(特に野湯)マニアのイエティは、
レインウェアに身を包みながらも、しっかり「入浴」していた。

このあと、平湯民族館に寄る。
ここは寸志で入浴できる素晴らしい露天風呂がある。
ノブちゃんは若き日(バブル時代)にバイクツーリングでここに来たことが
あったと回想していた。

風呂があまりに気持ちよすぎて、ともちゃんは湯上りに“正体”を現していた。
帰路は仕上げに、「飛騨大鍾乳洞&大橋コレクション館」に寄る。
雨は、ここまで麓に下りてくると止んでいた。

ここの自慢の金塊を見て、鍾乳洞を見学したが、
これで、この春以降、別子銅山、生野銀山に続き、
貴金属と穴ぐらのセット観光が3つ続いた。
いずれもイエティと一緒だったが、これを今年の「不運3部作」と名づけたい。
まあ、オリンピックの都市でもあるし、金・銀・銅の制覇というのも
悪くないのかな。