
人生のベテランさんたちと、大峰・観音峰に行った。
この山は、雪の季節も、新緑の頃も、紅葉の頃も非常に美しいが、
梅雨の今、幻のベニバナヤマシャクヤクが咲くので知られる。
かなり以前に、エキスパートの先輩から、登山道を外れた秘密のスポットを
教えてもらっていたが、最近は登山道のすぐ脇にも咲くのでありがたい。
虻トンネルを出たところにある駐車場は既に満車。人気を物語る。
吊り橋を渡り、とりあえずは単調な植林帯をひたすら登る。

コアジサイが綺麗に咲いている。
観音の水(湧き水)のところにはキイチゴが熟していた。

昨日まで大雨だったのに、今日は奇跡的に雨が降っていない。
最初の展望台テラスからは、弥山のどっしりした山容がみえるが、
ヒノキの成長で、最近は双門滝が見えづらくなった。

ウツギの花を見ながら山腹をトラバース気味に登る。

観音平に着いたら、ハイキングガイドをしている友人の「あきあかね」氏が
お客さんを率いているのに出会った。
彼は大阪府山岳連盟の登山インストラクターの資格更新の時に知り合った。
「ああ、久しぶりです!」「意外にも山でお会いするのは初めてですね」
ツアーの主催会社のO氏を紹介してもらった。

観音峰展望台からは、稲村ヶ岳、大日山、バリゴヤの頭、行者還岳、
弥山、頂仙岳と、名だたる山々が望める。
中でも、ここから見る稲村ヶ岳の姿は好きだ。
クロモジ尾、岩本谷、ミオス尾が正面に見える。

この周辺に、幻のベニバナヤマシャクヤクが自生している。
近年、外来種のジギタリスが勢力を増しつつある中、今日は
ボランティアの団体がジギタリス刈りに来ていた。
翌日の読売新聞奈良版の奈良面に写真入りの記事があったのでびっくり。

登山道のすぐ脇に、ちょうどいい感じの株があった。
先行していた別のハイキングツアーのパーティに見知った顔。
ともちゃんがヘルプをさせて頂いている、Uさんだ。
「どもーっ、お久しぶりでーっす!」
今日は旦那さん(旦那さんもガイド)はいないのかな。
それにしても、今日はいろんな人に会うな。
いや、引率する人たちの世界も意外と狭いのか。

カエデやブナ、ミズナラの気持ちのいい樹林帯を登る。
中には、こんな「ひねた」木もあったりする。

観音峰の静かなピークへ。
尾根を吹き抜けるひんやりした風の、なんて心地よいこと。
帰りは往路を戻る。
バスの時間の関係で、全員、必死のスパート。
ちょっと気の毒なペースだったが、皆さん、転ぶこともなく
ちゃんとしたペースで下山できた。
確実に、パーティとしての実力がアップしてきている。