
お疲れモードの中、週末に少しは山歩きをしておかないと体がなまる。
ということで、自宅から最も近い山、矢田丘陵を、本当に久しぶりに歩いてきた。

法起寺、法輪寺(写真)を経て、仮宿庵への石標のところを左折。

柿がたわわに実る農道を抜けて近道する。地元民ならではのルート取りである。

「自然探索うるおいの道」から、ゴルフ場の敷地を抜ける。
アメリカフウの並木は、ちょうど紅葉が盛りで美しかった。
自然林の分岐は左の登り坂をとり、いよいよ山道歩きとなる。
雑木林の空気は好きだが、今日は、今にも雨が降りそうな雲行きで、
空気も湿っている。
ルートは、直接、稜線には出ずに、丘陵稜線の東側直下をトラバースしていく。
松尾寺の山門をくぐり、境内へ。

松尾寺は、日本最古の厄除けの寺である。
「天武天皇の皇子・舎人親王が養老2年(718年)に42歳の厄除けと
「日本書紀」編纂の完成を祈願して建立した」(ウィキペディアより)
本堂の裏に、相当なパワーを感じる、片麻岩の巨岩がある(メイン写真)。
寺なのでご神体とはいえないが、実質的にそういう存在になっている。
これは神霊石と呼ばれている。

三重塔の裏手を右に登ると、松尾山神社がある。
鳥居の前が駆り払われて、大和盆地がよく見えるようになった。
三重塔の裏手を左に回りこむと、白石畑への峠に出る。

ここで稜線通しにたどれば、松尾山の山頂だ。電波塔を回り込めば、
三角点がある。
のどかな気持ちで、登山道をぶらぶら歩く。すぐに国見台展望台に着く。

ここからの奈良盆地の眺めは秀逸。
今日は、大勢の子ども達に展望台が占拠されていたので、
登山道脇に座ってコンビニのおにぎりを頬張った。
今日のおにぎりは、奮発してカニ飯と、イクラの2つ。
いやー、美味かった。
そろそろ、天気が悪くなってきたので、矢田丘陵の完全縦走をあきらめ、
矢田寺に下りることにした。

カエデ植林の山腹を巻き、薄暗い不動明王像、役行者像を見送り、
御影堂を経て、矢田寺に抜けた。
最後はとうとうレインウェアを着て、横山口バス停へ。
僅か3時間ほどの散歩であったが、身体はリフレッシュできた。