山に関する本やマンガ
「岳」11巻が出た。 いろんな本を連続で読んでいるので、 なかなかこのマンガに進めなかったのだが、 やっと読めだ。 相変わらず感動の物語ばかり。 もちろん、やっぱり山でケガしちゃいけないな~とも思いつつ。 しかし万一ケガしたら、三歩みたいな人に…
奈良県洞川村。大峰山脈の主峰を擁する山あいの村だ。 この洞川にも、数多くの言い伝えが残っているそうだ。 この本は、そういう15編の昔話がまとめられている。 一般の書店では見たことがなかったが、近鉄橿原神宮前駅構内の本屋で たまたま見つけたので…
ハードカバー360ページ、厚さは3cmを越え、ずっしりと重い。 なんと価格も2600円という、気合の一冊だった。 民族学の第一人者として知られる梅棹先生が、これまでにあちこちで 書き綴って来られた文章や、対談を一冊にまとめたものである。 Mr…
「大峰山・大台ケ原山」~自然のおいたちと人々のいとなみ~ (大和大峯研究グループ編、築地書館)を読んだ。 1600円と、ちょいと高い買い物だったが、地質学という専門的見地から、 大峰・台高を分析した本。 大峰も台高も、大昔は海だったそうな。 岩…
山と溪谷社「関西ハイキング2010」が発売されましたよー。 今回も参画させていただきました。 Mr.Dashをご存知の方も、そうでない方も、ぜひご一読ください。 今回は、よーく見ると写真で遊んでいます。
好評連載がつづく「岳」(石塚真一著)10巻と、「孤高の人」(坂本眞一著)7巻を 読んだ。ともにシンイチさんが描いておられるんだなと今、気づいた。 ところで両作品はいつも楽しみにしているのだが、好対象の作品だと思う。 「岳」は、人が怪我したり死…
またまた、「ゆるい」山マンガを発見した。 最近、「ヤマケイJOY」などで、そのゆるキャラ・ヘタウマ的イラストに なんとも心をなぐさめられることがあるが、その鈴木サンが、山に のめりこんでいった過程をマンガで描いた本である。 最初は誰でも素人だ…
「山登りはじめました」(鈴木ともこ著、メディアファクトリー)を読んだ。 登山初心者の著者の、ピュアな感想に、遠い昔を思い出すMr.Dashであった。 それにしても、超初心者で中ア・宝剣岳に行こうとしたともこさん、 さすがです。 ともこさんとい…
「山登りはじめました」(鈴木ともこ著、メディアファクトリー)を読んだ。 登山初心者の著者の、ピュアな感想に、遠い昔を思い出すMr.Dashであった。 それにしても、超初心者で中ア・宝剣岳に行こうとしたともこさん、 さすがです。 ともこさんとい…
今日は予定していた登山が、前日予報の降水確率が高かったため中止。 フタをあけてみたらすっかり晴れ渡り、残念だが、おかげでデスクワークが できる。 さて、最近読み終えたのが、「登山の法律学」(東京新聞出版社)。 著者は、登山家であり、弁護士であ…
去る6月20日、大阪府山岳連盟の救急法講習会で、スタッフとして参加 されていた根岸真理さんが、最近出された本を並べて販売されていた。 ちょっと前に天王寺のユーゴー書店で並んでいたのを確認していたが、 立ち読みできてなかった。 そこへ今日。著者…
またまた愉快極まりない「ヤマ本」が出た! いや、これは沢登りの本だから「サワ本」か。 アウトローの筆者、なんと純粋で、野性的で、自分に正直な人なのか。 沢の魅力以上に、筆者のパーソナリティに惹きつけられた。 もちろん、沢そのものの魅力もすごい…
今回も感動のストーリーのオンパレード。 読んでいて思わずグッときた人も多いのではないか。 登場人物のセリフがいい。 民間の遭対協のベテランの在りし日の言葉… 「山はいいなと、私は思うんです。 あるところまで山を登り続けると、人は、 絶対、悪いこと…
待望の4巻を読んだ。 森文太郎の、すごい節制生活。 そして何故か、登山をやっているのに大金持ちの二宮。 両方とも、「それはないやろ」的な世界に突入! マンガならば、これくらいやってナンボ。 もっと極端でも面白いかも。 クライミングの実力は、すご…
ビッグコミック・オリジナルに連載中の「岳」も単行本が8巻を数える までになった。 相変わらず、ジンとくるショート・ストーリーが続く。 そんな中、8巻を読んでいて、懸垂下降をするシーンで三歩は 右でも左でも使っているが、クミちゃんは左手、正人は…
山野井泰史・妙子夫妻がギャチュンカン遠征で遭遇したトンデモナイ事態、 そして命を賭した生還劇。 ものすごい凍傷を負いながら、7000mを超える高所でのビバークと 半死半生の自力下山が、沢木先生の迫力の筆でえがかれる。 先日、彼らの凍傷を手術し…
読んでいて、指先と心が痛くなる本。 凍傷医療の権威、金田正樹医師による、凍傷事例が多数記載されている。 ひどい凍傷は、切断するしかない。 通常の医療は、悪い部位を治療し、もとの機能に戻すことを指す。 しかし、凍傷だけは、切断したところで、元の…
2006年の、東海大学によるK2登頂の記録。 隊長の出利葉さん自らが記す、迫真のレポートだ。 学生2名が登頂に成功するが、中でも小松さんはとっても陽気でポジティブ・ シンキングの女性。彼女の天真爛漫さが随所に描かれていて、 読んでいて本当に愉…
先日、本欄で紹介した『滑落遭難』に続き、『気象遭難』を読んだ。 7編の気象遭難事例が迫真の描写で紹介されている。 有名な1989年の中高年パーティの立山三山での10人中、8人の死亡事件も 載っていた。 事件が起きたのは10月8日。時ならぬ吹雪。軽装の登山…
『山と渓谷』10月号に、山マンガの小特集があったが、 現在も連載中『孤高の人』(坂本愼一著、集英社)2巻、3巻を読んだ。 天才的な登攀才能をもつ森文太郎。彼をより危険な山の世界へと そそのかす黒沢。 ジーンズ姿の軽装で厳冬の八ヶ岳でさまよう文太郎。 …
さだまさしが今春に出した本格小説「茨の木」。 今までの彼の小説では最高の出来だと思う。 はるばるイギリスまで父の形見のバイオリンの製作を探す旅に出た主人公・真二。 病める兄との擦れ違いと邂逅。 別れた妻への後悔の思い。 旅先で出会った響子と花子…
いわゆる一握りのトップクライマーによるパイオニアワークに まつわる遭難ではなく、どちらかというと、我々一般の登山者に 降りかかった滑落事故を7例紹介。 自分にも、また、ウチの山岳部メンバーにも、ある意味でいつ起こっても フシギではない事故・・…
Mr.Dashと同い年のフリーランスライター・柏澄子さんによる 登山中の突然死の事例を徹底分析した著作。 なるほど、よく取材されているなという印象を受けた。 Mr.Dashの周りも、熟年の岳友が増えている。いわゆるメタボの人も、 血圧が高い人…
出ました「岳」7巻! 切り絵調の表紙がなんとも。 ビッグコミック・オリジナルでいつも連載のほうを読んでいるので、 新しい書き下ろしでもない限り、知らないストーリーはないのだが、 それでも一気に読み進むと、じ~んとして良し。 先日の山岳部例会のあ…
山の怪談集25編。これを単独行のテント内で読みたくない! 皆で焚き火を囲み、酒を飲みながら誰かが読んで聞かせたりしても 背筋が寒くなるだろうな。 それでいて「恐いもの見たさ」に駆られて、縦走中にそっと崖下を 覗きこんだりして。珍しい趣向の本で、…
「意外と知らない? 日本地図の秘密」(日本博学倶楽部編・PHP文庫)を 読んだ。3ページ程度の「小ネタ」が続く、雑学のカタマリのような本だった。 びっくりしたのが、福島県の「盲腸のような」県境。知らなかった。 「遠州七不思議」の幻の池はぜひこ…
岳友のY井カメラマンが、「面白いから」と悪書を1冊貸してくれた。 毎月中盤は、10日に「BE-PAL」、15日に山と渓谷が出るので、 それ以外の本を読むのはどうしても月末から月初にかけての時期になる。 そういうことで、前回、Y井カメラマンと沢…
山マンガ「孤高の人」第1巻(集英社、画・坂本眞一、脚本・鍋田吉郎)を読んだ。 原作は、新田次郎の「孤高の人」。この舞台を現代に焼きなおし、 高校生の主人公・森文太郎が校舎をフリー登攀するところから物語は始まる。 同級生の宮本、山岳部顧問の大西…
レスキューボランティア・島崎三歩が出合う(出遭う?)、数々の遭難事故。 そこには、グッとくるヒューマンドラマが必ず織り込まれている。 前にも書いたが、5巻まではウチの山岳部員が代わる代わる回し読みして、 こぞって涙した。 今回も、泣けるゾ! でも…
「灰色の北壁」真保裕一著(講談社文庫)を読みました。 新田次郎賞を受賞した表題作のほか、「黒部の羆」、「雪の慰霊碑」の3篇が 収録されている。 元山岳警備隊の山小屋の主が、かつての自分とダブらせながらある若者を 渾身の力で救助する「黒部の羆」。 …